バットマンを観て、正義の光と影を学んだ。 | 宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

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70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

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今回は、アメリカからの刺客なのだ。1966年から67年にかけて、日本でもフジテレビ系で放送された特撮ヒーロー、バットマン。そのちょうど同じ頃、「少年キング」でマンガも連載されていた。作画はあの桑田次郎。桑田次郎と言えば、もちろんエイトマンが代表作だけれど、ウルトラセブンをはじめ、数々のヒーローマンガを手掛けている。例えば、まぼろし探偵、月光仮面、エリート、黄色い手袋X、そして超犬リープなんていう、ヒーロー犬のマンガもあったほど、当時の人気は絶大で、SFを描けば右に出る者はいないとまで言われていた。だからこそ、アメリカンヒーローのバットマンも描けたのだろう。当時のドラマに話を戻すと、相棒ロビン少年との絡みがかなりコミカルだったので、てっきりコメディだと思っていた。ところが89年に公開された映画「バットマン」ではしっかりとニヒルになっていて、驚いた記憶がある。ただ、映画でもジャック・ニコルソン演じる悪役だけはコミカルで、ステキだった。ちなみに、憧れのバットマンカーはオークションに出て62万ドル(4,750万)で落札されたらしい。いつの世も、持ってる人は持ってるもんだ。

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