時代をともし続ける、マチャアキという灯り。 | 宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

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70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

$昭和を話そう、BOSSのブログ。-マチャアキ

年齢によって歌や歌手の記憶は人それぞれだけれど、この人の記憶となるとどうか。さて、どの時代のマチャアキを頭に描くだろう? 1970年開始のTVドラマ「時間ですよ」の健ちゃん、或いは71年の「ハッチャキ!!マチャアキ」、それとも74年に歌ったNHKみんなのうたの「北風小僧の寒太郎」、はたまた75年からの「カックラキン大放送」、いやいや78年の「西遊記」、どっこい「新春スターかくし芸大会」、なんの「発掘!あるある大辞典」・・・もうキリがない。それほど、堺正章というタレントの幅は広く、イメージも限りないのである。もともとは人気GS ザ・スパイダースのボーカルで、その頃の記憶が強い人だって少なくはない。「夕陽が泣いている」等、数々のヒット曲で、あのタイガースに追随した時期もあったほど。なのに、私の記憶の中にはいつもこの曲が流れてくる。写真は堺正章ベストのCDジャケットだけれど、使用している写真は「街の灯り」のレコジャケ。そう、73年の「街の灯り」。 「時間ですよ」のドラマの中、屋根の上で天地真理ちゃんと一緒に歌っていた。♪街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つ芽ばえそうな 胸がはずむ時よ♪ 人それぞれ、想い出のそばにはいつも、希望の灯りがあるのかもしれない。

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