桜木健一と吉沢京子、淡いゴールデンコンビ。 | 宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

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70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
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NHKの「江~姫たちの戦国」を観ていたら、徳川家康の家来役(酒井忠次)で桜木健一が出ていた。この人を観ると、ゴールデンコンビという言葉を思い出す。1969年に放送を開始した「柔道一直線」は、もともと梶原一騎原作のマンガを実写化した番組だったけれど、主人公の一条直也と高原ミキのラブストーリーも随所に散りばめられていた。一条直也を桜木健一が、恋人の高原ミキを吉沢京子が演じた。スポ根ものドラマでは珍しく、当時の月刊平凡や明星にも、ふたりの噂やツーショットの記事が掲載され、まだ子供だった私は何となくドキドキしていた気がする。71年の「さぼてんとマシュマロ」で吉沢京子は沖雅也とコンビを組み、新しい恋?の相手を見つけた。その後、山口百恵と三浦友和のビッグカップルに続いて、井上純一と藤谷美和子、小泉今日子と渡辺徹、田原俊彦と松田聖子等々、幾つものコンビが通り過ぎていった。けれど、高原ミキを演じる吉沢京子と、それを「ミキッペ!」と呼んでいた桜木健一ほど、私をソワソワさせたコンビはいないのだ。

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