「きっとうまくいく」私にとって特別な映画です。
インド映画といえば民族衣装で踊るものというイメージが強いですが、これは学園もので今までの概念を崩されました。
教育などの社会問題に切り込んだものといえるのですが、点数をとることやお金を儲けることが素晴らしい、という価値観は日本だけに限ったものではないようで、自由に生きること、創造的に生きることが無駄や身を持ち崩すとされがちなのは世界共通なのかもしれません。
その価値観を強要されがちな現代社会では、学校でも社会でも自殺や精神的な病や悩みが蔓延しています。映画自体は重苦しい内容ではなく、始終笑いっぱなしのコミカルな仕上がり。自分が本当に大切に思っているものは何なのか?自分の気持ちに正直に生きることは決して間違ったことではないのだと、勇気や希望を与えてくれた作品です。