食べすぎってのは、付ける薬がありません。
消化促進や胃腸の働きを助けるものはありますが、それは付け焼き刃に過ぎません。
基本的には、食べすぎには日にち薬だけです。
さて、まず食べ過ぎとは?
消化能力を超えて食べたら、量に関わらず食べ過ぎです。
まず消化とは何よりも筋肉運動です。
始まりの消化は、口の中。
咀嚼することで食物を細かくし、消化液に触れる面積を増やしながら、
消化液と混ぜ合わせていきます。
唾液は主に、炭水化物を分解しますね。
また唾液の解毒作用はとても強力で、農薬でさえ分解できます。
※ただし現実には口の中に何時間もいませんので、農薬は分解できてませんね。
穀物や根菜、そういった糖質を食べるなら、よく噛むということは非常に重要です。
タンパク質は主に胃酸によって分解されます。
胃の中のものがタンパク質だけなら15分もあれば分解できます。
胃が消化が苦手なのは炭水化物です。
炭水化物が入ると、とても時間がかかります。
例外的にフルーツだけなら、消化は早いです。(特段おすすめはしていません。)
胃の中では攣縮という活動によって、つまりひねりながら収縮するというような運動を繰り返すことによって、消化をすすめていきます。
食べると汗をかくというのは、食事が運動である証左でもありますね。
ですから、
・たくさん食べる。
・消化の組み合わせが悪いものを食べる
・ジュースやお菓子などの糖質の塊を食べる
・時間の感覚をあけず食べる
などでバテます。
なぜなら筋肉運動だからです。
休憩をとらずに筋トレをやり続けられる人はいません。
半日断食などがおすすめされる理由の一つにも、消化管にお休みを作るということがあげられるでしょう。
冬のこの時期は消化能力が落ちます。
日本人で日本に住んでいるなら例外はないでしょう。
(他の地域、他の生まれは知らん!)
なので、たくさん食べてはいけないし、その内容も工夫が必要です。
七草粥はそうしたアイデアの一つですね。
僕としては年末年始だからという理由で、いつもと大きく内容が変わる贅沢はおすすめしません。
おせちは験担ぎとかまど休めが本来的意義ですから、、、
コンロそのまま使っちゃう現代人は気にしなくていいと思いますよ。
あと、餅は気をつけろ。
子供と老人は、、、食うな!
つまったらほんと死ぬから。