9月1日 レッスン(1) | たかがピアノされどピアノの日常

たかがピアノされどピアノの日常

埼玉県戸田市のピアニスト伊集院紀子の毎日

今日は午後から1回目のレッスンでした。3時間くらいだったのかな。

リストのポロネーズ2番とアルベニスをほんの少し、聴いていただきました。


リストはHPにも書いたとおり、「リストをどう弾いたらいいかわからない」ということを

強く自覚していたし、さらに、あまり参考にしたい演奏家の録音が存在しなかったので、全くCDを聴かずに持っていったということもあり、先生の前で音を出すのに、かなりの勇気がいりました。。。

途中外部からの中断もあり、結局1ページを弾き終わるまもなく、直しながらのレッスンとなってしまった☆


でも、前回のオーベルマンよりずっとわかりやすかったし、マエストロのおっしゃることもすぐ

理解できたので、レッスンとしては、さくさくと進行していったのではないかと思います。あーよかった。


ひょっとして前回からの4ヶ月、あまり進展していないのではないかと心配したけど、

ちゃんと前進しているらしいので安心しました。

ツェルニー60番効果はちゃんとあったみたい。


それよりも、心配はアルベニス・・・と言われ、がっくり。。。

そっかー、、、リストは「無知の知」だったけど、アルベニスは「無知の無知」だったのかも。

弾けているとはモチロン思っていなかったけど、そこまで危機感はなかったなあ。


アルベニスは月末に本番があるので、明後日のレッスンでとにかく喰らい付いていくしか

ないデス。。がんばろー。


レッスンのあとはJun先生のお仕事の関係で、フルートの先生と待ち合わせ。

以前トリノ日記に書いた迫力あるスキンヘッドのマエストロです。

私の目が慣れたのか、今回は恐ろしい雰囲気はなく、優しそうなオジサマに見えました。

でもやっぱり身体はがっちりしていて大きいし、フルートを持ったらツマ楊枝に見えそうなカンジ。。。


他にM師の生徒さんのルカ親子に会いました。ちょっと俳優にいそうな、雰囲気のある人だった。

それにしてもM師と生徒さんてホントにどの人たちもとっても仲良しで、

ステキな雰囲気なんですよね。。


夜には、M師の昔の生徒さんの自作曲のCDを聞かせてもらいました。

これがまた、日本人好みのヒーリング系映画音楽っぽいいい音がするんです。

録音にはミケランジェリの時代のピアノを使ったそうで、癒し系のピュアな音です。


どれもステキでしたが、特に3曲ほど「弾いてみたいな~っ」て言っていたら、

M師が私のセリフを創作して、作曲家にメールを書き始めました☆

どうかな、弾かせてくれるかな、、、?


この作曲家さん、とてもいい曲を作られるのに、どんなに勧めても、売り込みしなかったんだそうです。

自分のコンサートで披露するだけでいいんですって。。

勿体無いなあ。。もしOKが出たら、戸田市で初公開??なんてことにになるかしら?

なるといいです。