目的地の日立鴻巣駅に到着。
電車を降りると、車掌さんが切符を拝見する方式だ。
ここで精算に手間取ったりすると、電車が遅れたりするのだろうか?
駅舎はなかなかモダンだけど、御一行様以外に誰もいない。
徒歩で目指すのは、駅の看板にもある木内酒造だ。
しかし昼間の時間帯は1時間に1本しか走っていない(15時台には1本もなし)ので、帰りの時間には気を付けないといけない。
これまでに木内酒造のビール作りをやられたことのあるUさんを先頭にして、一同は進む。
立派な枝ぶりの松のあるお宅。
こちらのファミリーショップは閉店している様だ。
黄色い旗を持って横断歩道を渡るSZくん。
偉いぞ!
10分ほどで到着した。
いわゆる地方の造り酒屋的な風情だ。
こちらの日本酒は菊盛という銘柄の様だ。
建物内には売店があって色々と売っている。
ではビール作りをする蔵?に進む。
内部にはこんな窯が並んでいる。
これが作業工程のマニュアルだ。
酒造の担当のお兄さんが一人付いてくれ、その指示に従ってビールを作っていくのだが、我々の重要な任務は、麦芽やホップの配合を決めるところだ。
モデルレシピを試飲しながら、麦芽の配合を決める。
ホップは匂いを嗅いで配合を決めていく。
麦芽を計量する女将。
オカミハウス麦酒なので、やはり魚介系日本食にあうビールを作りますよ。
3種の麦芽を混ぜる。
それらを窯に投入する。
よおくマジェマジェしますよ。
ホップを計量して準備しておく。
この間に路加的な、いや濾過的な作業もある。
作業工程の関係で30分強のブレークタイムがあった。
こちらのオリジナルドラフトビールが売っているので、それを飲むことにしよう。
これはややフルーティな感じかも。
オカミハウスビールはもう少し苦いけどサッパリな方に仕上がるのかな。
さて最終的な工程の作業をする女将とSZママ。
再度加熱していく。
こうして、アルコール発酵させる前のビールが出来上がった。
いい感じの色合いじゃないですか。
温かくてホップの香りがして、まだ少しだけ甘い。
この先は酒造の人が約1ヶ月ほどかけて発酵させ、瓶詰めにしてくれるのだ。
これがどんなビールに仕上がるのか楽しみだなあ。
この段階でまだアルコール分はないので、SZくんも試飲した。
美味しそうに飲んでた。
では皆さんお疲れさまでした。
記念撮影。
テクテクと駅へと戻ろう。
1時間に1本の水郡線がやって来た。
(つづく)