江戸蕎麦日記なので、隠密会議の会場はもちろんおそば屋さんだ。
モンブランからは徒歩2分ほどで西浅草のつるやさんに到着。
ご主人お待たせしました。
手作りの「予約席」札を準備して待っていていただいた。
今日はよろしくお願いします。
まずはもちろん赤星瓶ビールとつるやさん自慢のお通し。
改めてよろしくよろしくお願いします。
だから赤いシャツのポルさん、そんなに慌てて飲もうとしないでもう少しだけタイミングを合わせて下さいよ。
いやあこのポテサラが何とも素晴らしいんです。
しょっぱい系のおつまみが好きな柳橋だが、甘い系おつまみとしてはイチオシのきつね。
四隅に配置されたワサビからご主人のホスピタリティが伝わってくる。
飾り包丁を入れた板わさ。
これにもワサビが4か所。
そしてハイボールを開始。
ハイボールで再度の乾杯!
だいぶ息が合ってきたぞ。
前回に続き黒枠と文字タイトル付き写真は先輩方ブログからの無断盗用です。
カラッと揚がった天盛り。
衣の薄い感じに天ぷら気分が盛り上がる。
これも外せないカツ煮。
何度も書くが柳橋は子供の頃にこれが乗ったカツ丼で育った。
すると姫子先輩がさり気なくカツの一切れを横にされ、映えを演出される。
流石のトップブロガーのテクニックに一同感心しきりだ。
そしてこれが浅草のお蕎麦屋さんらしからぬご主人渾身の一皿だ。
燻りがっこチーズに柿と生ハム、そして蕎麦粉のガレットだ。
これにオリーブオイルをかけ、ソバの実の入ったハイボールを合わせる。
これが何とも素晴らしく、お酒が進んで進んで仕方ない。
丁度この頃に小学校以来の後輩の浅草の履物屋さん旦那が登場した。
彼はビールにたぬきそばなどを始めたが、無理やりこの一皿でハイボールを飲ませて乾杯。
姫子先輩に「浮気者の柳橋!」と後ろ指を差されてしまった。
申し訳ないす。
そしていよいよこの日のメインお蕎麦だ。
となれば冷や酒を合わせるのが世の必定。
姫子先輩と路加先生と柳橋は柚子きりそばで、なぜか内股気味の長七郎殿は普通のもりそば。
まずは何もつけずに柚子切りを一口。
その素晴らしさに言葉が出ないですなあ。
長七郎殿のリフト風景を抜いてみた。
体型やその他に合わせて丈の長いリフトですなあ。
柳橋も真っ白な蕎麦を持ち上げていると、優しい姐さんが長七郎殿に柚子切りをお裾分けしてた。
美男子は得だなあ。
最後は蕎麦湯で〆る。
そしてデザートのおはぎ。
もちろん中身は柚子切り蕎麦だ。
素晴らしい食事会、もとい隠密会議だった。
ご主人、奥さん 今日はとってもごちそう様でした。
この日の議題は、「おおたぬき」じゃなくて「おおだぬき」と濁る事や、てんやと丸紅の関係、サイゼリヤ浜町店などについてだったらしいが、隠密会議なので細かな内容は伏せておく。
それではもう少し行くかあ。
(後編につづく)