一か所くらいは観光もよかろうということで、ほど近い王宮の見物に行った。
正に中国文化の影響を受けていて紫禁城にとてもよく似ている。

大変素晴らしい日本語を話すガイドさんだった。
もちろん多少の外国なまりはあるのだが、あれだけよどみなく日本語で説明できるのはすごい。
自分は日本語であれだけのガイドは絶対にできない。

そのガイドさんが教えてくれた宮殿が一番きれいに見えるスポット。
甍の曲線が美しい。
後ろの山並みのバランスもよく見えるように考えられている。

宮殿からほど近いサムゲタン屋で遅めの昼食。

鳥の腹に米や高麗人参を詰めて薬膳風に仕上げたスープ。
トロトロでこれもとても美味しい。
ガイドブックによればコラーゲンたっぷりだというが、私にはその有難味はピンとこない。

そして20時過ぎのANA便で帰国。
実は行きの飛行機で機内に忘れ物をしたのだが、カウンターで何も言わないうちに渡してくれた。
これはとても有難かった。
更に機内食のビビンパがとてもおいしかった。
ここ数年食べた機内食で一二を争うものだった。
行きの飛行機のエンジントラブルはともかく、その後の対応の悪さにあきれたが、帰りのこの2点でANAの評価がぐっとアップした。
もしかすると羽田国際線ターミナル初のトラブルでいわゆる危機管理がしっかりしていなかったのかともしれない。
色々と有意義な2泊3日だった。仕事面では韓国のパワーに圧倒された。
ちなみに羽田で電車に乗ったのは23時過ぎ、もろに金曜終電のラッシュにぶちあたった。
便利と不便は紙一重だ。