遠のく戦後、忍び寄る戦前 | サトルのマイペースな日常

サトルのマイペースな日常

その日の気分で不定期更新。基本的に思ったことや趣味の話題が多めです。義務感にならない程度に続けるブログ

今日は終戦記念日から73年。戦争を知る世代が次々とこの世を去る中、戦争を知らない世代の政治家による憲法改正が忍び寄るこの時代が少しずつ戦後から戦前へと流れていくような焦臭い時代。

日本の平和は多大な犠牲と様々な欺瞞と複雑なパワーバランスで成り立ってきた。

しかし、長く続いた平和は戦争に対する意識の低い人達を多く生み出してしまったのも事実。そこで思うのは戦争の愚かさや残酷さをどう後世に伝えていくかが喫緊の課題と言える。近年では感情に訴えるだけでは受け入れられなくなり、客観性を持った学術的根拠から戦争批判をする本も増えつつある。

平和教育も感情で訴える形だけではなく客観的根拠から提示する形も実行せねば次世代には伝わらない部分もあるだろう。

世論に流されず平和を大切にする意志を貫き通せるよう努力し続けたい。