「Google NotebookLM」記事でご紹介した Googleの AIシスタント「NotebookLM」ですが、先日の「NotebookLM インフォグラフィックとスライド機能」記事でご紹介したインフォグラフィックとスライド機能の他にも有用な機能があり、ここで補完しておきます。
上記記事でもご紹介したように、NotebookLMではノートブックを新規作成、または履歴に残るノートブックを開くと、「ソース」「チャット」「Studio」パネルが表示されます。
そのうちの「Studio」パネルは下図のようなボタンからなります。

なお、去年の暮れに「Data Table(データテーブル)」ツールがリリースされたそうですが、現時点では英語ユーザーの「Google AI Pro」「Google AI Ultra」メンバーシップ向けに展開され、今後時間を掛けて、すべてのユーザーに向けて展開される予定とのこと。
利用できるようになったら、機会を見てご紹介しようと思います。
さて、「Studio」パネルに戻り、念のため各ボタンを列記しておきます:
- 音声解説
- 動画解説
- マインドマップ
- レポート
- フラッシュカード
- テスト
- インフォグラフィック
- スライド資料
この最後の 2機能について上記記事でご紹介したわけです。
NotebookLMの Studio機能は、アップロードした情報源(ソース)を基に、AIがマインドマップ、学習ガイド、レポート(ブログ投稿、研修資料など)、音声解説(ポッドキャスト風)、FAQ、フラッシュカード(暗記カード)などを自動生成する強力な機能群で、情報分析とコンテンツ作成を効率化します。
複数の形式で分析結果を保存・閲覧でき、音声を聞きながら学習ガイドを参照するなど、複数の分析結果を同時に活用できる点が特徴で、情報理解の深化や社内共有資料の作成などに役立ちます。
主なStudio機能
- 音声解説 (Audio Overviews): ソース内容をポッドキャストのように対話形式で解説する音声コンテンツを生成します。
移動中など「聴く」ことで情報をインプットできます。
ボタン中のペンアイコンをクリックすると、下図のカスタマイズ画面が現れ、音声解説の出力形態を選択できます。

生成された音声は、再生して聴くことができ、ダウンロードもできます(.m4a形式)。
- 動画解説 (Video Overviews): 音声解説を発展させたもので、ソースから画像や図、数値などをピックアップし、重要な点を解説するビジュアル資料を作成します。
ボタン中のペンアイコンをクリックすると、下図のカスタマイズ画面が現れ、動画解説の出力形態を選択できます。

生成された動画は、その場で再生できます。(下図)

もちろん、ダウンロードすることができます(.mp4形式)。
- マインドマップ (Mind Map): 資料間の関連性や情報構造を視覚化し、全体像を直感的に把握できます。(下図)

- レポート (Report): 「概要説明資料」「学習ガイド」「ブログ投稿」「研修資料」など、目的に合わせて多様な形式のレポートを生成します。
ボタンを押すと、レポートの形式を選択できます。(下図)

例えば「入門チュートリアル」のペンアイコンをクリックすると、レポートの内容をさらに指示するダイアログが現れます。(下図)

- フラッシュカード (Flashcards): Q&A形式の暗記カードを自動作成し、学習・試験対策に活用できます。
ボタン中のペンアイコンをクリックすると、下図のカスタマイズ画面が現れ、カードの出力形態を選択できます。

生成されたカードは、暗記カードのように問題が出されますので順次回答していきます。
答えに窮したときは下部の「回答を表示」をクリックすると、回答が表示され、「説明」をクリックすると「チャット」パネルにその説明が表示されます。(下図)

なお、カードの右下の「ダウンロード」で .csv形式でダウンロードできます。
文字コードが UTF-8ですのでご注意ください。
- テスト・FAQ (よくある質問): 資料全体からよくある質問とその回答を自動生成し、全体像の把握を助けます。
ボタン中のペンアイコンをクリックすると、下図のカスタマイズ画面が現れ、テストの出力形態を選択できます。

生成されたテストは、選択式の問題で与えられます。(下図)

正解を選択すると「正解です!」という表記と簡単な解説が表示され、間違った答えを選択すると、「不正解」と表示されるとともに正解の選択肢が表示されます。
Studio機能のポイント
- 視覚と聴覚の連携: AIによる音声解説・動画解説を視聴しながら、マインドマップや学習ガイドで視覚的に情報を整理・確認できます。
- 多様な形式でのアウトプット: 単なる要約に留まらず、レポート、音声、カードなど様々な形式で情報を再構築できます。
- 情報整理・共有の効率化: 社内マニュアルや大量の資料から、必要な情報を素早く抽出し、共有可能なコンテンツとして出力できます。
活用例
- 学習・研究: 複雑な資料から学習ガイドやフラッシュカードを作成し、効率的に知識を定着させる。
- 業務効率化: 会議の議事録作成、研修資料の準備、社内向け FAQの自動生成。
- 情報活用: 移動中に音声概要を聴き、後でレポートやマインドマップで詳細を確認する。