PCにUSBメモリを挿したとき「自動再生」機能が働きます。
正常に動作したときの様子は、過去に「USBメモリを挿したときの動作」記事でご紹介しました。

ちなみに、あるUSBメモリを初めてパソコンに挿したとき、あるいは自動再生の設定で「毎回動作を確認する」としているときは、USBメモリを挿すと、デスクトップ画面右下に下図のようなメッセージが短時間だけ現れます。

 

それをクリックすると、次の図のように USBメモリに対して行う操作を選択する画面が現れますので、どれかを選択して操作します。

 

それでは、自動再生しないときはどうやって対処しましょうか。

(1) 「何もしない」を選択した

上図のような操作選択画面で「何もしない」を選択すると、以降USBメモリを挿しても文字通り何もしなくなります。
あるいは、  [設定]-[Bluetoothとデバイス]-[自動再生]で「リムーバブルドライブ」に対し「何もしない」を選択しているときも同様です。

なので、USBメモリを挿したときに何かしら表示させたいときは、前述の設定画面で「フォルダーを開いてファイルを表示」などを選択します。

もし、どれを選んでよいやら分からないときは、買ったときの状態(既定値)に戻すようにしても良いでしょう。
[コントロールパネル]を開き、右上の「表示方法」から「大きいアイコン」または「小さいアイコン」を選択し、「自動再生」をクリックします。
現れた画面の一番上にある「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」にチェックが入っていることを確認し、一番下にある「すべての既定値をリセットする」ボタンをクリックして「保存」します。(下図)

 

(2) 通知設定を有効にする

通知が有効になっていないため、USBメモリを挿しても何も表示されないのかもしれません。
[設定]-[システム]-[通知]を開き、「通知」のスイッチをオンにして、その後「自動再生」のスイッチをオンにしてみてください。(下図)

 

なお、上記(1)の最後に記したように「自動再生」画面の一番上にある「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」のチェックを外して 60秒ほど待ってから改めてチェックを入れます。
あるいは、[設定]-[Bluetoothとデバイス]-[自動再生]で開いた画面の一番上にある「すべてのメディアとデバイスに自動再生を使う」スイッチを一旦オフにし、60秒ほど待ってから改めてオンにします。
これらの方法で通知されるようになることもあるそうです。

(3) USBメモリが認識されない

前回の「USBメモリが認識されないとき」記事をご参照ください。

(4) Windows Updateで更新する

「Windows Update」画面を開き、「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックし、利用可能な更新プログラムがあれば、「今すぐインストール」ボタンをクリックします。