Excelの表データに基づいて棒グラフや折れ線グラフなどを作成したとき、その凡例の並びを替えたくなることも出てきます。

類似する話題を、過去に「Excel グラフのデータ順を変更する」記事でお話しました。
こちらは、円グラフなどのように“凡例”が 1つのときにデータそのものの並びを変更するものでした。

今回は、例えば下図のような表データを使って棒グラフを作ってみます。

 

この表データで「集合縦棒」グラフを作ると、下図のようになります。

 

凡例が「1月 2月 ‥‥ 5月」となる場合は、[グラフのデザイン]-[データ]-[行/列の切り替え]を押して「電気 ガス ‥‥ ネット」となるようにしてみてください。

それでは、この凡例の並び順を変更してみます。
[グラフのデザイン]-[データ]-[データの選択]をクリックします。
下図のように「データソースの選択」ダイアログが現れます。

 

例えば「スマホ」をグラフの一番左に並ぶようにするなら、ダイアログの「凡例項目」中の「スマホ」を選択し、その右上にある「∧」を何回か押して「スマホ」を最上位に移動します。(下図)

 

「OK」ボタンを押すと、凡例の並び順が変更されてグラフが再描画されます。(下図)

 

このように「データソースの選択」ダイアログの「凡例項目」に複数の凡例が並んでいるグラフであれば、その「∧」または「∨」ボタンを使って凡例の並び順を変更することができます。
例えば、他にも折れ線グラフやレーダーチャートなどでも適用できます。

「データソースの選択」ダイアログの「凡例項目」の並び順を変更しても、元の表データが変更されるものではありません。