先回の「スマホ版Excelアプリ(2)」記事で作成した表データでグラフを作ってみます。

なお、大意はありませんが、ここでは画面を横長としてみました。
A1~B10セル範囲を選択し、画面右下の「…」または画面上部のペンアイコンをタップします。(下図)

 

画面下部からメニューが現れ、その右上の戻り色のプルダウンボタンで「挿入」を選択し、その下の「グラフ」を選択します。(下図)

 

グラフの種類として今回は縦棒グラフを選択し、下図のようにグラフを挿入することができました。

 

なお、挿入したグラフを選択し、画面右下の「…」または画面上部のペンアイコンをタップすると、そのグラフに関する要素やスタイルなどのデザインや書式を設定するメニューが現れます。(下図)

 

続いて、関数の練習として、B1~B10セル範囲の合計を求めてみます。
B1~B10セル範囲を選択すると、画面下部に「合計: 55」「平均: 5.5」などと表記されていることに気付きます。(下図)

 

よく使われる合計や平均などは、デスクトップ版のステータスバーに表示されるのと同様に、このように画面下部に表示されます。

なので、合計を求めるのであれば、この部分を見て知ることが出来るのですが、いちおう関数の練習として SUM関数を使ってみます。
B11セルを選択し、画面右下の「…」または画面上部のペンアイコンをタップ、「ホーム」メニューで「Σ オートSUM」をタップします。
さらに「Σ 合計」をタップすると、B11セルと数式バーに「=SUM(B1:B10)」と入力されます。
対象とするセル範囲が正しくせんたくされていますので、数式バーの右上にある緑色の「✓」をタップします。(下図)

 

これで、B11セルには「55」と表示されます。

ここでは「オートSUM」の中の「合計」を選択しましたが、数式バーに「=SUM(B1:B10)」と入力して求めることももちろんできます。

それでは最後に、B1~B10セル範囲を「降順」に並べ替えてみます。
B1~B10セル範囲を選択し、画面右下の「…」または画面上部のペンアイコンから「ホーム」-「並べ替えとフィルター」を選択し、さらに「降順で並べ替え」をタップすると B1~B10セル範囲が降順で並べ替えされます。
同時に A1~A10セル範囲も一緒に並べ替えられます。

この場合には B1セルなど B列のいずれかのデータを 1つ選択しておいて並べ替えすれば同じ動作となります。

また、「データ」タブにも「降順で並べ替え」メニューがありますので、そちらで操作してもよろしいです。