少し前に「Chrome パスワードマネージャー」記事でご紹介した Google Chromeブラウザのパスワードマネージャーですが、基本的な機能は変わりませんが、最近またその操作画面などが変わりましたので変更部分を中心にご紹介します。

Chromeブラウザを起動し、右上の「…」から [設定]-[自動入力とパスワード]-[パスワードマネージャー]と開くことで、保存されたパスワードなどを確認することができます。(下図)

 

あるいは、専用のホームページにアクセスし、開いた画面の最上部にある「パスワードを管理する」をクリックすると、上図と同じ「パスワードマネージャー」画面が開きます。

さて、この「パスワードマネージャー」、変わったところを見ていきます。

(1) Chrome、Android以外のブラウザでも使える

Chromeに保存したパスワードを他のブラウザでも確認したり使用したりできるようになりました。
下図は Microsoft Edgeブラウザでコチラにアクセスしたときの画面です。


「ログイン」ボタンをクリックし、あなたの Googleアカウントでログインすると「パスワードマネージャー」画面が開きます。(下図)

 

iPhoneや iPadなどの iOSデバイスでの利用方法はコチラにアクセスしてご覧になれます。
同様に、Androidデバイスでの利用方法はコチラにアクセスしてご覧になれます。

(2) サイトごとにまとめられて表示される

従来は、サイトへのアカウント(メールアドレスとパスワード)ごとにリスト化されて表示されていました。
現在は、サイトごとにまとめられて表示されます。
1つのサイトに複数のアカウントを使用している場合でも容易に探すことができるようになりました。

例えば、私は ameba.jp にユニコムかつしか名義のアカウントと個人名義のアカウントを持ち、使い分けています。
「ameba.jp」をクリックし認証コードを入力して開いてみると、2つのパスワード管理画面が表示されます。(下図)

 

(3) PWAとしてデスクトップに配置できる

パスワードマネージャーを開き、右上の「…」から「その他のツール」-「ショートカットを作成」をクリックすると、画面上に下図のようなダイアログが現れます。

 

「ウィンドウとして開く」にチェックを入れ「作成」すると、デスクトップ上にショートカットが作られ、タスクバーにアイコンが設置されます。
また、スタートメニューにも登録されています。
「プログレッシブ Web アプリ」(PWA)としてインストールされ設置されたわけです。
いずれかをクリックすれば、独立したアプリのように開くことができます。

そのほか、変わったところもありますが、ここでは省略します。
詳しくは、Google Chromeのヘルプページ「パスワードを管理する」をご参照ください。