私は iPhoneや iPadでネット記事などを読み、その記事(の一部)と URLをメモとして残す、時にはそれを自分宛てにメール送信することもよくやります。
例えば、「Google」アプリで記事を閲覧し、それを自分宛てに Gmail送信することをやってみます。
一例として下図の記事をメール送信してみます。
画面上部にある「共有」アイコンをタップし「Gmail」アプリで送信しようとすると、メール本文にこの記事の URL だけが記載された状態でメール送信画面が開かれます。
つまり、Subject:欄やメール本文にこの記事のタイトルなどを挿入したければ、予めタイトル部分をコピーする必要があります。
改めて、記事画面でタイトル部分を選択し、メニューの「コピー」をタップします。(下図)
そして、画面上部の URL欄右端にある「共有」アイコンをタップし「Gmail」アプリを選択しメール送信画面を開きます。
Subject:欄をダブルタップして「ペースト」すると、ここはプレーンテキストで貼り付けられました。
メール本文に同様に「ペースト」すると、リッチテキスト(書式込みの文字)として貼り付けられます。(下図)
この記事では、少し大きめのフォントサイズ、太字、中央揃えといった書式込みで貼り付けられました。
ネット検索すると、「ショートカット」アプリを使う方法や、プレーンテキストしか貼り付かないアプリを使う方法などが索出されますが、もっと簡単な方法が見つかりました。
記事のタイトル部分を選択するところまでは同じですが、現れたメニューの右側に隠れている「共有…」をタップします。(下図)
共有先を選択する画面が現れますので、その中の「コピー」をタップします。(下図)
そして、記事画面に戻りましたら「共有」アイコンをタップし「Gmail」アプリを選択しメール送信画面を開きます。
Subject:欄やメール本文中に「ペースト」すると、プレーンテキスト(書式なし)で貼り付けられました。(下図)
この例では記事のタイトル部分をコピーしましたが、記事本文の文章などでも同じ操作でプレーンテキストで貼り付けることができます。
言い換えれば、元の記事の書式も含めてコピペしたいときはメニュー「コピー」を使い、プレーンテキストでコピペしたいときはメニュー「共有…」から「コピー」して「ペースト」すればよいということです。
なお、「Safari」ブラウザで同様に記事タイトルや URLなどをコピペすると、プレーンテキストとして貼り付けられます。