Windows 11 バージョン22H2以降の PCでは「Windows Update」に「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」機能が追加されました。
より具体的には「KB5026372」アップデートを適用するとこの機能が利用できます。

[スタート]-[設定]-[Windows Update]と開くと、従来からある項目に加えて「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」という項目が加わっています。(下図)

 

このスイッチは既定の状態ではオフになっていますが、オンにすると、セキュリティ以外の最新の更新プログラムや修正・拡張機能などが利用可能になったときにすぐに取得できるようになります。

この項目の中に見える「詳細情報」をクリックすると、Microsoftのサポートページ「Windows アップデートがデバイスで利用可能になり次第、すぐに入手してください」が Webブラウザで表示されます。


 

このページにこの機能のより詳細な説明が記載されていますので、必要に応じて目を通してみてください。

かいつまんでご紹介すると、

  • 適用できる更新プログラムなどが見つかっても、ユーザのアクティブ時間帯には更新しません。
  • 再起動が必要でもスケジューリングできます。
  • この機能のオン/オフに拘わらず、定期的なセキュリティ更新プログラムは従来通りインストールされます。
  • この機能はいつでもオフにすることができます。


Windows Updateの更新は月例(日本では第2水曜日)以外にも緊急アップデートなどもあります。
作業するつもりが後回しになってしまったり、忘れてしまうことはありませんか?
あるいは、PC作業が終わるとすぐにシャットダウンしていませんか?
そんな方はこの機能をオンにしてみてください。

もし、離席したときなどにアップデートがかかって重くなったり再起動を要求されて作業が中断されるのが厭なら、オフに戻せばよいです。