Excel 図として保存

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Excelで作成したグラフや図などを Word文書など他の文書で使いたいとき、多くの場合、[コピー]して他の文書上で [貼り付け]、つまり“コピペ”操作でできますね。
でも、そのグラフや図を画像ファイルとして保存したいときはどうしましょう。

1つめの方法は、「図として保存」メニューを使います。
Excelシート上にあるグラフや図を選択し、マウス右クリックすると、そのコンテキストメニューの中に「図として保存」があります。(下図)

 

これをクリックすると、「図として保存」ダイアログが現れます。(下図)

 

保存する場所を選択し、適当な名前を付けて保存します。
このとき「ファイルの種類」欄をご確認ください。
上図のように、「PNG」「JPEG」「GIF」「TIFF」「BMP」「SVG」といった画像ファイル形式が選択できるようになっています。

画像ファイル形式」記事に、それらの概略の特徴を列記しましたので、ご参照ください。

2つめの方法。
これは、もし上記のようにグラフや図の上で右クリックしても「図として保存」メニューが出てこない場合にも適用されます。

右クリックして「コピー」を選択、あるいは [ホーム]-[クリップボード]-[コピー]をクリックして、コピー操作をします。
そして、「ペイント」など画像作成アプリを開いて、そこに [貼り付け]ます。(下図)

 

最後に、「名前を付けて保存」メニューのようにファイル保存操作をします。
「ペイント」でも、「PNG」「JPEG」「BMP」「GIF」「HEIC」といった画像ファイル形式で保存できます。

ところで、上の例では 1つのグラフを選択しましたが、シート上の複数の画像を選択して同様に保存したらどうなるでしょう。
下図のように、3つのイラスト画像を選択してみます。

 

保存したファイルを開いてみると、その位置関係も含めて 1枚の画像として保存されています。(下図)

 

離れている画像、例えば上図の「子」と「寅」を選択して保存すれば、その離れた位置関係を保って 1枚の画像として保存されます。