前回の「Word SmartArt」では「SmartArtグラフィックの選択」ダイアログで選択した SmartArtを基本的にはほぼそのまま使う方法をご紹介しました。
今回は、お好みに応じてさらに修正する方法をご紹介します。

まず、図形を変更してみます。
例えば、[挿入]-[図]-[SmartArtグラフィックの挿入]から「循環」-「基本の循環」を選択し、その 1つの円を他の図形に変更してみます。(下図)

 

SmartArtの [書式]タブで [図形]-[図形の変更]をクリックします。(下図)

 

この中から「星とリボン」-「星:24pt」を選択すると、下図のように図形が変更されます。

 

もちろん、1つの図形だけでなく、SmartArtに含まれる図形について、同様に図形を変更することができます。
また、図形に対する塗りつぶしの色・枠線・効果など、通常の図形単独に施す修正やスタイル適用と同様に行えます。
下図は、[図形のスタイル]-[図形の塗りつぶし]-[図]により、写真を挿入してみました。

 

さらに、個々の図形のサイズは個別に設定できますので、目立たせたい図形を大きくするなどの修正も可能です。
サイズ変更は、上記のメニューにある [図形]-[拡大]または[縮小]をクリックしてもよいし、[サイズ]グループの「高さ」「幅」を変更してもできます。

次に、SmartArtレイアウトを変更してみます。
SmartArtの各 [テキスト]欄に入力したものの、別のレイアウトに変えたいというときは、[SmartArtデザイン]-[レイアウト]-[レイアウトの変更]から所望のレイアウトを選択します。
試しに「連続性強調循環」というレイアウトに変更してみました。(下図)

 

ただし、図形の数が合わないときは、別途レイアウトを選択しなおしたほうが早いです。