表が大きくなると、当面見なくてもよい行や列を「非表示」にすることがよく行われます。
例えば、下図のような表があり、G列「婚姻」や H列「血液型」は「非表示」にしておきたいとしましょう。
G列・H列を選択し、[ホーム]タブ [セル]グループ [書式]-[非表示/再表示]-[列を表示しない]を選択します。(下図)
あるいは、列番号 G または H の上でマウス右クリックし、[非表示]を選択しても、同様に「非表示」とすることができます。
この操作は、行についても同様で、非表示にしたい行を選択しておき、[行を表示しない] または [非表示]を選択します。
また、非表示とした行や列を再表示するには、その前後の行や列を含めて選択し、同じメニューで [行の再表示]・[列の再表示] または [再表示]を選択します。
ところで、この行や列の「非表示」ですが、何度も閉じたり開いたりするときには操作が面倒で、また人から送られてきた Excelブックで行や列が「非表示」にされているのって気付きづらいんですよね。
そんなとき、お薦めな方法が「グループ化」機能です。
最初の図のように、折りたたみたい列を選択しておきます。
[データ]タブ [アウトライン]グループ [グループ化]をクリックします。(下図)
この「-」ボタンを押すと、G列、H列が畳みこまれ見えなくなります。(下図)
「+」ボタンに変わりましたが、これをクリックすると再び G列、H列が表示されるようになります。
この「グループ化」機能は、行の畳み込みにも同様に使えます。
ただし、連続した範囲でないとできません。
離れた列や行などを選択しても一度には「グループ化」できませんので、ご注意ください。
離れた列や行であれば、連続範囲ごとに個別に「グループ化」することで可能です。
設定した「グループ化」を解除するには、同 [アウトライン]グループ [グループ解除]をクリックします。