前々回に「ダブルクリック」を上手くするヒントをお届けしました。
今回は、もうひとつよく使う操作「ドラッグ」です。

マウスの左ボタンを押したままマウスカーソルを移動させる動作です。

 

 

例えば、不要になったファイルをゴミ箱に捨てるなら、そのファイルのアイコンをマウスの左ボタンで押し、押した状態のままゴミ箱アイコンまで移動させてゴミ箱に重ね、左ボタンを離します。
ボタンを離したときにファイルがゴミ箱の中に落ちますので、これら一連の操作を「ドラッグ&ドロップ」と呼びます。

 

初心者の方で、あるファイルのアイコンを離れた場所にあるフォルダに持っていこうとして、途中で左ボタンから指が離れてしまい失敗してしまうことを見かけます。
これも基本的には、マウスを持つ手首を机にくっつけて行うと楽に行えます。

 

また、どうしても一度のマウス移動では、目的の場所まで到達しないとき、マウスの左ボタンは押したまま、マウス全体を親指と薬指または小指ではさんで少し持ち上げ、机の上で少し場所を移してからドラッグ動作を再開します。
最初のうちは、左ボタンを押したままマウスを持ち上げて移動させることに緊張し、どうしても力が入るかもしれませんが、マウスは力を入れずに持てば、自然と左ボタンを押す力も弱くなり上手くいくようになります。
マウスを少し持ち上げた状態で左ボタンを押してみると練習になります。