本殿と菅原道真公ゆかりの歌碑 | まったり京暮らし
神様がその辺に居そうな青紅葉の
参道を抜けて、ようやく本殿へ


長岡天神は、菅原道真公が御生前に
在原業平らと共に、 しばしば遊んで
詩歌管弦を楽しまれた縁深いところで、
公が太宰府へ左遷された時、この地
にお立ち寄りになり
「我が魂長くこの地にとどまるべし」
と名残を惜しまれた縁故によって、
公御自作の木像をお祀りしたのが
当神社の創立である~公式サイトより
詳しくは知らなかったけど、楽しい
時代を過ごした思い出の地だった
ようです


本殿の周辺は、様々な季節のお花
で彩られ、どんよりした天気でも、
綺麗で癒される


そして、道真公歌碑。
境内には、ここ以外の庭園にも
いくつかの石に刻まれた歌碑が
あり、風流を楽しんだ場所
ならではかと思えてくる


歌碑もまた紫陽花に彩られ、
今の季節らしい風情。

ここから湧水がでていたそうで、
この詩を詠まれた。
その情景を風流にサクっと
詠まれてます

学問の神様といわれるくらいで、
詩人としても、有名です

そして、先日、カキツバタの
歌を詠んでて、名前を目にした
在原業平公は宴仲間で、長岡は
業平公の縁の地でもあったようです。
それにしても、業平公の父も道真公も
大宰府へ左遷されてるし、当時の
覇権争いも激しかったと実感する。
この時代は、歌に時勢や暗号?など
も込めた時代で、意味深な歌で誤解

左遷されるまでは、度々、都を少し
離れたここで歌を競ったり、
風流を楽しんで過ごしたのでしょう

そう思うと、この地はほっこりする
良い場所に思えてくる


今年は喪中で初詣してなくて、寅年な
ことを思い出した。

サツキはもう終わったと思ってたけど、
遅咲きの品種かな。
初夏の白色は爽やかで、涼し気

ゆっくり散策しつつお参りして、
再び八条ヶ池へ

続きます~

