たまに買い物中に通りかかる
瀬戸物町に、知る人ぞ知る
お寺がある
宝海山法然院源空寺~
円光大師(法然上人)の二十五ケ所
霊場の15番。
浄土宗のお寺で、 二層から成る
山門は、伏見城からの遺構だそう

御詠歌~
一声も南無阿弥陀仏と言う人の
はちすの上に上らぬはなし
山門の階下両脇には、石仏六体地蔵、
愛染明王像及び朝日大黒天像が祀らて
ます。
この大黒天像は、秀吉公の
念持仏で、もと伏見城の巽櫓
(たつみやぐら)にあったもの
を、一時京町大黒町に預けられた
のち当寺に移された。
当地はもと新大黒町とも呼ばれて
いた。
大黒さんは、覗き穴から、直接
拝むことができて、得もいえぬ迫力
がある

そして、真ん中に鏡のような物が
あり、神仏習合の名残かと思う。
小まめに通い続けると、確かに
御利益はありそう

愛染さんも、また凄い。
有名寺院の境内だと、薄明かりで
よくは見えなかったり、重要な
ものは特別拝観の時以外は前立
だったりで、滅多に仏像をハッキリ
と拝めることがないけど、ここは
そういう意味では、有難い

こちらの大黒さんも、よくできてる
けど、商店街の方々がお祭りの時か
何かで奉納された物のようです。
本堂には、御本尊の円光大師座像
と阿弥陀仏がお祀りされてるよう
ですが、今はコロナで拝観と
御朱印は予約だそう。
私は御朱印は集めてないけど、
かなりご年配の方で、旦那様が
亡くなられたり悩み事があった
時等に、法然霊場を誕生寺~
プラス8?の33ヶ所を何度も
巡った方のお話を聞いた事があり、
その方の背後には観音様が
御守りされてるのが、見える

と、知恩院のご住職に言われた
と聞いたことがある

神様仏様も、心から信仰されてる
方には何かお力を貸して下さるの
かも

元は楼門の形式だった門を伏見城から
の移築に伴いお寺風に作り替えたそう
です。
夜に通りかかると、闇の中に影の
ようにぼんやり浮かんでて、お昼
よりも、時代を感じる空間。
つい見てしまう
