少し前の過日、あまりに天気がよく
運動がてら、勧修寺へ。
氷室の池のそばに、白と藤色の立派
な藤棚
ここも、かなりの由緒あるお寺です
が、皆近くの醍醐寺へ行ってしまう
のか人があまりおらず、いつも
ゆったりとした時間が流れてる
池がなんとも風情があり、ほぼ誰も
居ない、甘い香りの立ち込める藤棚
で池を眺めてると、時を忘れる贅沢
な空間。
反対側には本堂が見えます
本堂には、醍醐天皇の等身像
(5尺3寸、約160センチ)
と伝えられる千手観世音菩薩像
が、お祀りされています。
通常は、非公開で室町時代
の作だそう。
甘い香りのする藤のお花が大好き
五月と言えば、藤の他にも代表的な
お花のカキツバタ。
氷室の池には、色とりどりの
カキツバタも満開だった
そして、少し早いような気もするけど、
蓮のお花も咲き始めてた。
蓮をみると、モネの睡蓮を連想して
絵画の池のように思えてくる
四季折々のお花を次々思い出させて
くれる風流な庭園です
のんびり氷室池を眺めてて、他の場所
は、あまり見てないのですが、
もう一つのお庭には、水戸光圀公
から、賜ったとされる灯籠が
ありました。
灯篭の周りに生い茂ってる緑の葉は
ハイビャクシンという樹で樹齢750年
だそう
観音堂。中には白塗りされたお上品な
観音様がいらっしゃいます
勧修寺~
醍醐天皇が900年頃、生母藤原 胤子
を弔う為に開基。皇室や藤原家
とも縁が深い。
代々法親王が入寺する宮門跡寺院
として栄えたが、1470年に応仁の
乱の兵火で焼失して衰退し、
江戸時代に入って徳川氏と皇室の
援助により復興された。
ツツジも
ここにも、紅葉の果実があった
門から氷室池の庭園に向かう道のりに
さざれ石もあった。
藤はもう散ったかもしれないけど、
これから、池の菖蒲や睡蓮が見頃を
迎える頃かな。
喧騒を忘れる、のんびりした庭園散策
には良い場所と思う
こっそり応援して下さる方はポチっと♪