少し前の過日、六角堂を通りかかり
大きな木が気になって、久々に中に
入ってみた。
たぶん桜かもしれない大木は、
見事な新緑に

垂れ桜も新緑で、季節の移り変わり
も、清々しい

この木も桜かな?
見事な捻れ具合

六角堂はその名の通り、本堂が六角形
で、面白い形をしています

「六角」は、
六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)による
六欲のことで、これらを捨て去って角を
無くし、円満になるという祈りを込めた
形だそう。
Wikiによると、開基は聖徳太子で
飛鳥時代となってるが、発掘調査の
結果、飛鳥時代の遺構は発見されず
10世紀後半の創建らしいそう。
でも、縁起の聖徳太子と如意輪観音
のお話も興味深い
境内には、太子堂と聖徳太子を尊敬
して、比叡山から100日間修行に
訪れたという親鸞上人の親鸞堂も
あります。
親鸞上人ゆかりのお寺はこんなとこにも↓
六角通りをあまり通らないので、
ふだんはお詣りする事もないけど、
何か困り事があれば祈願すると、
何かあるかもしれないと思って
しまう雰囲気。
私には、よくわからないけど、
観音様が何かと救って下さると
聞きます。
滅多に寄る事がないから、より
一層そんなパワーのような物と
古くから、地元の人々にあつく
信仰されている時代の重みを
感じた

ハイカラな三条通りや近代的な
御池通りと違う時代へと想いを
馳せる事が出来て、人によって
は、ほっこりと疲れを癒せる
場所なのかも
