少し前の過日、麒麟がくるの展示を
してるというので、滋賀坂本の西教寺へ
坂本の町は、お花見などで何度か
訪れたことがあるのですが、
こちらのお寺ヘは初めての参拝。
予想外に立派なお寺で、天台真盛宗
の総本山。
聖徳太子が恩師である、高句麗の僧、
慧慈、慧聡の為に建立したと伝えら
れてるそうで、相当古くからの
由緒あるお寺
ただ、久しく廃寺してた時期があり、
室町時代、中興の祖であり天台真盛宗の
宗祖である真盛が入寺してから栄えた。
その後、比叡山焼き討ちにより本堂は
焼失するも、その功績により信長公
から、この坂本の辺り一帯を賜った、
明智光秀の寄進により、3年後復興。
光秀没後は、明智一族の菩提寺と
なる。
ご本尊は阿弥陀如来。
総門は光秀の居城の坂本城から移築
されたものだそうで、戦国の歴史を
感慨深く感じます
ちなみに、比叡山焼き討ちは、当時の比叡山
が土倉という質屋のような高利貸しを行い、
年利は50%~70%にも及び、遅延の際の取り
立てはかなり厳しく、公家の家に押し入る事
を禁止する令が発令されたほど。
それ以外に、関所や市による商品流通や酒造
の麹の利権などを所有し、相当の利益
を上げていた大財閥で、寺の本分を怠り非道
で目に余る行為を繰り返してたため、これを
解体する意味があったと言われてます。
でも、時代背景は戦国の世。
誰もが生きるために一所懸命で、何人たり
とも家業や領地を脅かして来て、利害が
一致しないなら、戦うしかない。
やってないけど、戦国時代のゲーム
にハマる気持ちよく解る。
禅明坊庭園。
麒麟が来るのタイアップで、わかり易く
作りこまれたパネルや撮影に使われた
小物等が展示されてました
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