【娘】涙の(?)通常練習。 | ゆにさんの隠れ家。

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柔道少女な娘と、元・柔道少女な母の毎日(時々旦那w)。

10時半~11時半まで早めのお昼寝をして、昼ご飯を食べようとしたら……娘がわんわん泣き出しました。

『練習行きたくない……』

初めてです。
抱っこして宥めて話を聞いてみたところ

最近の練習はキツい。
全然上手くならない。
上手くなれる気がしないから行きたくない。

……ということだったようで。
結局、行く途中の車の中で『柔道の話してたら、なんだか行きたくなってきちゃったー!』でしたが(笑)。

いやいや、あなたは少しずつでも上達してますよ。
母はそれを知ってるし、みんな(主に保護者)もそれを知ってますよ?
確かに、まだ道場の中では一番、ダントツで下手だし弱いけれども。
誰にも太刀打ち出来ないけれども。

ひとつ年下の、自分より小さな子を相手にしてさえも、最初は振り回されるだけで転んで、どうしようもなかった。
じゃあ今日は?
背負い投げに入られても、余裕で踏ん張ることが出来たじゃない。
相手の大内刈も、逆に押し倒すことが出来たじゃない。

少しずつだから、自分じゃ気付かないと思う。
試合だって、まだ勝ったことがないし。
でも、だんだん出来ることが増えて、力はついてきてるんだよ。


たぶん、ね、娘が自分に要求するレベルが、上がってきているんです。
それにも本人は気付いていないんだろうけど。
5月・6月はただ楽しければ良かった。
今はとにかく相手に勝ちたい。
一歩進んだと思ったら、自分の設定するゴールもまた、一歩先に置かれている。
だから、差が縮まらない気がして、仕方ないんでしょうね…。
『全くの初心者』だった頃をスタートとすれば、娘は2歩でも3歩でも前に進んでいるんだよ。

『楽しい』から、『勝ちたい』へ。
その先は『メダルが欲しい』、『優勝したい』、『チーバくんのお姉さんになりたい』……どこまででも目標を設定出来る。

弱いことは、下手なことは、可能性があるってことなんです。
まだまだ、あなたは伸びていけるんだから。

だから明日も頑張ろう!



…と言いたかったものの。
実際に練習が終わったあとは『やっぱり今日来て良かった~』『やってるうちに楽しくなってきちゃった』でした(笑)。
母の苦悩を返してくださいよ(笑)。

でも、これが娘の強さだなって思うんですよね。
好きだ!楽しい!って気持ちほど、大事なことはないでしょうから。