自分のホロスコープを振り返ってみると、プログレス月ートランジット土星の関係が面白いと思いました。
ネイタルがもっとも基礎となる運勢(地運)
プログレス月は自分が内在しているその後の運勢(自運)
トランジットはその時の天体の配置(天運)
プログレス月は約2~3年ほどでハウスを移動。
トランジット土星は順行、逆行を繰り返し約2年半でサインを移動。
(土星は逆行時などを含めハウスを前後している時期はありますが、主として居るハウスを書いてます)
プログレス月が6ハウスの時、トランジット土星は10ハウス
この時期、職場での人間関係のストレスが非常に強く、それと同時に今までの自分のやり方では通用しないと痛感し、社会で生きていく術みたいなものを学んだ時期でもありました。
プログレス月が7ハウスの時、トランジット土星は11ハウス
この時期に夫に出会って結婚しました。
この頃トランジット土星は私の太陽とコンジャクション、プログレス月もネイタル土星とコンジャクションでネイタル太陽とも良いアスペクトでした。
私の土星は蟹座で7ハウス。
私にとってパートナーや結婚(家庭・家族)は今生の課題であり学びの場でもあるので、ここから未来(11ハウス太陽)へ繋がっていくと思います。
トランジット木星も7ハウスに入り、太陽星座の守護星である冥王星と月星座の守護星である土星はセクタイルでミューチャル・レセプションで強く結ばれており、ネイタル太陽ともしっかりアスペクトを取っていました。
私は過去結婚寸前で破断になったり、結婚間近な話になると嫌になったり、ダメになったりで結婚には縁がないと思っていましたが、この時期のホロスコープを見て至る時には至るのだと思いました。
この時自分の力が及ばない大きな何かにぐっと引き寄せられ、ことがドンドンと進んでいった。
川に流れる木の葉ような…身を委ねるそんな感じでした。
そして、友人・知人において縁が切れる人とはばっさり切れ、繋がる人は繋がるとはっきり分かれた時期でもありました。
プログレス月が8ハウスになると、占星術の講座がスタートしたり、1年の間に父方の祖母、父、父方の祖父と続けて他界しました。
(祖母は8ハウスに入る手前の他界でした)
そこで相続や遺産問題も経験しました。
そして私自身も昨年桜の咲くころと年末に2回の流産を経験し生と死を考えさせられる時期でもありました。
この時期のトランジット土星は12ハウスでした。
祖母の死は私に多くの事を教えてくれました。
言葉は無くともたくさんのメッセージを伝えてくれます。
父も祖父も生きている時は多く語らなかったのに、あの世に行ってからの方がたくさん伝わってきます。
そして悲しみ、絶望を越えた先にある癒し、慈しみを小さな尊い命から教えてもらいました。
あと印象に残っているのは、
20年前のプログレス月が12ハウスに居る時、母親は闘病生活を余儀なくされ他界しました。
その時、トランジット土星は4ハウスを運行中でした。
そして母親の死後家族はバラバラになり、そのしわ寄せで色んな問題や煩わしことを全て背をわされました。
そんなこんなで現在プログレス月は9ハウスを進行中です
土星の厳しい調整を受け、取捨選択した先にみる光景は一皮向けた自分が待っている。
9ハウス進行中の月と1ハウスのトランジット土星でどんな花が咲くか楽しみです