冷やかしのお客様を大切に!

 






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どのようなお客様でも、初めてのお店に入るのは緊張するものです


新規のお客様とのエピソード

 





上の階で北海道物産展があったので、そのついでに何かいいものがないか、ちょっと寄ってみたのよと初めてお店に来たお客様が店長に言ったそうです。

「それでしたら、ゆっくりご覧になっていってください。御用のあるときはひと声お掛けくださいね」と会話は続きます。

その後も会話を楽しんでいただきながら、あれこれと商品をお試しいただきましたが、最終的には、「他も見て来ますね」というお客様のひと言で終了しました。

そして店長は、「ありがとうございます。また、お待ちしております。お気をつけて」とていねいにお見送りしました。

口には出していませんが、「冷やかしのお客様•••••」とだれもが思ったことでしょう。

その後、店長は大変残念な光景を目の当たりにします。

そのお客様が向かいのお店で白いブラウスをお買い上げになられたのです。


「なぜ?」「自分たちの接客のどこがいけなかったのか?」。店長は一瞬、理解できなかったようです。

どうやら、このお客様は自分がほしい商品をお店の人に告げることで、そればかりをすすめられるのが怖いため、ついでに寄った「冷やかしの客」を装いながら、お目当てのものを探していたようです。

向かいのお店では、そのお客様は怖がらずに、自分のほしい商品を選べたのでしょう。

「冷やかしのお客様」というのは、結果的にお買い上げいただけなかったお客様に対して、お店側で酵手に名づけた表現に過ぎません。

この一件以来、このお店に「冷やかしのお客様」は二度と存在しなくなりました。

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買い上げになるか、ならないかはお客様自身が決めること。

にもかかわらず、「冷やかしのお客様」だとお店が決めてしまいがちです。