
まえがき
日頃から人間関係はこうあるべきだと思うことが愚直に地道に繰り返し行なわれているだけです。
もっと詳しく言えば、それがなくてもサービスとしての落ち度はないかもしれないけれど、ちょっとした目配り、気配り、心配りが自然になされているということ。
そして、相手に喜んでいただこうとする、気づかい、心づかいも自然になされていることです。
どんな小さなことでも続けていけば必ず結果、効果が現われる「継続は力なり」という場面を何度も見てきました。
ファッション業界、小売業界だけでなく、どんな仕事にたずさわっていても仕事の本質、人としてのあるべき姿に大きな違いはありません。
本書に登場するさまざまな店舗での接客の場面から、目配り、気配り、心配り、そして、気づかい、心づかいが、いかに人の心を動かすかを感じ取っていただけるはずです。
そのなかから、1つでも心に響くものを自らのエッセンスとして取り入れてもらえたならば、お客様からはもちろん、日常でも「また会いたい」と言われ、人生の先達からも「気が利く人」と言われるようになるでしょう。
この本を読み終えたとき、タイトルにもある「あと味」が、きっとあなたの心の中にとどまることを信じています。


