「見てわかること」は聞いてはいけません

 




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前述したように、お客様から「見てわかることは言わない」のと同時に、お客様に「見てわかることは聞かない」ということも重要です。


お客様にとっての「会話の聖域」を察知できるのも、プロとしての心遣いです

 





お客様との会話では、興味や関心をひくことなど、あれこれと聞きたいことはありますが、あえて、お聞きしないほうがよいこともあります。

たとえば、年齢などもそのひとつです。年齢に関しては必要以上に気にしている方が多いため、よかれと思っての発言もトラブルになりかねません。

もちろん、お客様から年齢の話題を振ってこられたときは話してもかまいませんが、自分から「おいくつですか?」とお聞きすることは避けましょう。

以前、私がお客さんとして入った他のブランドのお店で、残念な接客を目にしました。

接客中の会話の流れから、ご夫婦連れのお客様であることがわかりました。「おいくつですか?」というNGの質問だけでなく、「奥様はたいへんお若く見えますね。

とても50歳には見えません。45歳くらいかと思っていました」と、喜んでいただこうと思っての販売スタッフの発言。


ところが、当のご本人の嫌がっていったのがはっきりとわかりました。

そのことに気づいたご主人様が、その場をなごませようと、「いつもは「40歳くらい」と言われるのに、ここの人たちはするどいね、見る目がたしかだ」と笑いながらフォローしていました。

もしも、この寛大な心のご主人様がご一緒でなかったら、お店の空気がどうなっていたか想像がつきません。



まとめ 




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たとえ自分がよかれと思ったことでも、会話では触れるべきではない「聖域」があります。