笑顔は最低限の身だしなみ
何度もお会いするお客様との会話は、自然に笑顔になれるものですが、最初のお声掛けから自然な笑顔を演出するのはベテランでも難しいことです。
どうすれば笑顔をつくれるでしょうか?
突き詰めると、温かく、おだやかで、やわらかな気持ちでいること。
温かく、おだやかで、やわらかな気持ちでいること
どのような業界でも、新人スタッフへの教育では、お客様に心からくつろいでいただくために、「笑顔で接客しなさい」と指示されているところが多いと思います。
ところが、私の担当していたお店で、「笑顔でいなければ」という意識が強くなり過ぎて、自分で精神的に追い込んでしまっている、きまじめなスタッフがいました。
そのことに気づいた店長がそのスタッフとミーティングをしました。そこで、笑顔でいるためには、どんな気持ちが表情に出るのかを振り返りました。
それは「いらっしゃいませ、ようこそおいでくださいました」という気持ちを表情でも伝えること。
突き詰めると、温かく、おだやかで、やわらかな気持ちでいること。
そこから醸し出される表情で印象がガラリと変わるとわかりました。
それからは、こわばった笑顔で通路に立っていたそのスタッフは、ぐんといい顔になりました。
そのスタッフがお休みをしたある日のことです。
いつも通路を通るだけだった男性のお客様が「いつもの素敵な笑顔のお嬢さん、今日はいないんだね?」と声を掛けて通られました。








