今朝は4時起きのそよが、長野からお届けしています。
4時って・・・
漁師かよっ!
すごいのは、うにが一緒に起きて、すごい勢いで『ごはんくれ』コールしたこと。
あまりにも鳴いて催促するので、びびって超特急でかりかりをあげてしまいました。
うにちゃん、お腹空いてたんでしょうか・・・
また足にタックルされて流血です。
タックルしてこなくてもごはんあげるのに・・・・°・(ノД`)・°・
さて。
今日は、3年前を振り返ってみようと思います。
3年前の今頃、エンゲージリング&マリッジリングを買いに行ったのですよ。
(遠い目・・・)
それまで(いまでも)まったくジュエリーに興味がないそよ。
興味はないけど、とりあえず入籍するとなったら買わなきゃいけないんだろう、くらいの気持ち。
やる気35%程度ですかね。
ももさんは、わりと買う気まんまんだったような・・・
エンゲージリングも、そよはいらないって言ってたけど
結局ももさんが「買う」って言い張って買ってもらったのでした。
興味はなかったんだけど、いちおう
ラインはS字
素材はプラチナ
それぞれのリングの内側に輝石を3つ入れること
エンゲージは気に入ったものがなければ、なし というコンセプトで探したようです。
(すみません、記憶が薄いです)
何軒か見て回ったけど、 Cafe Ring でお買い上げしました。
こちらの銀座本店はプラチナ専門店。
中央通りから2ブロック入ったちょっとこじんまりとしたお店だけど、
白を基調としたとてもきれいで落ち着いたお店。
ゆるやかにお香の香りが流れている店内で、ゆっくりリングを見せていただきました。
ふたりとも、ほぼひとめぼれで、シンプルなマリッジに決定。
それから、あたしたちが唯一こだわる、内側に輝石を3個入れることについて相談。
すぐにお店のお姉さんが工房に電話してくれて、輝石を3個入れられるサイズであることを確認してくれました。
『色相環』
ってご存知ですか?
そよ、難しいことはわからないのだけれど、絵を描いたり、webデザインなどをする場合
配色の基本となる理論のようです(間違ってたらごめんなさい)
カメラマンであるももさんには、当然おなじみの理論らしいです。
あたしたちらしいマリッジリングについて考えて
この色相環の理論に基づいた色の輝石をリングの内側に入れることを思いついたのです。
ももさんのリングには、赤 (red)、緑 (green)、青 (blue) の輝石を。
そよのリングには、シアン (cyan)、マゼンタ (magenta)、黄 (yellow)の輝石を。
ももさんのリングに入る輝石の色は原色、そよのリングに入る輝石は二次色で、
お互いを補色する、つまり補い合う関係なのです。
あたしたちはマリッジリングに「お互いを補い合う関係」という意味を持たせたかったのです。
ももさんのリングには、ルビー、エメラルド、サファイアが、
そよのリングには、アクアマリン、ピンクトルマリン、イエローダイヤが入っています。
こちらのお店では、リングの内側に輝石を入れるオプションがあるんだけど、
誕生石か、ダイヤモンドを入れるかたが多いらしく、
「3個入れたい」というお客様はあたしたちが初めてだったそうです。
(そりゃーあたりまえだよ・・・)
しかも、黄色の石ってなかなかないんです。
「黄色の石を入れたい」って言うあたしたちのために、お姉さんが工房に電話してくれたこの日、
たまたま工房にイエローダイヤが入っていたんだそう。
下見だけで買わないつもりだったのだけれど、即お買い上げしたのでした(笑)
オーダーなので、出来上がるまで2ヶ月くらいかかったかな。
(ほんとは1ヶ月で出来上がりなんだけど、あたしたちは内側に石を3個入れたためさらに時間がかかったのです)
マリッジリングを決めたことで満足してしまって、エンゲージリングはいらないかな、って
本当に思ったんだけれど・・・
ももさん、「せっかくだから買え」って言ってくれたので、買うことにしました。
同じシリーズのS字ラインのリングで、ダイヤが3個入っているリング。
ホントはマリッジリングなのだけれど、エンゲージとマリッジを重ね付けしたかったので。
デザインも同じで、ダイヤの数がちがうだけなので、重ね付けできるのです。
お値段は、プラチナなんだけど、マリッジリングだからものすごくリーズナブル。
ももさんは「安すぎない?」って心配していたけど、こういうものは値段じゃないし、
そんなにお高いものはいらないし、これで十分。
(案の定、本棚のケースの中で眠りについていらっしゃいます)
そよとももさんのマリッジは、たぶんかなりお安いモノだと思います。
オーダーメイドで世界にたったひとつのデザイン、とかではありません。
既製品のごくごくシンプルなデザインです。
誰もが知っている有名ブランドのリングでもありません。
だけど、こんなふうな意味を持って、内側で3個の石が輝いているリングは
世界を探してもきっとひとつ。
3年経ったいまでも、あたしはこのマリッジリングが大好きです。
引っ越したばかりの名古屋の自宅で、このリングをももさんにはめてもらってから、
とてもいろいろなことがありました。
幸せなことばかりではなくて、何度も結婚したことを後悔したけれど
そのたびに、このマリッジリングを見て気持ちを新たにしたような気がします。
3年間の間に、そよのマリッジリングは細かな傷がたくさんつき、すこしくすみました。
ももさんのマリッジリングもやっぱり細かな傷がたくさんついて、やっぱり少しくすんでいます。
この傷はうれしい傷だけれど、来年、神さまとみなさんの前で、改めてはめてもらうまでに
きれいに磨いてもらわないとね。
あたしたちの結婚式には、このリングの意味をゲストのみなさんにお披露目できたらいいな、と
考えています。
そして、これからもずっと「お互いを補い合う関係」な夫婦でいられたらいいな、と。
チラッと登場、そよのマリッジ。
表側にはダイヤが1個、入ってます。
(何回見ても太い指・・・)