【企業制服】形はバラバラでもバツグンの統一感を発揮する色の力
全員で同じものを着ること前提にして企業がユニフォームを選ぶ時、必ず問題が起こります。会社には様々な人がいますから好みも違えば体型も違うのは当然で、そこで同じ服を着ようって話をしているわけですから、そもそもがかなり無茶な話なのかも知れません。
結果、みんなが気に入ったものと言うよりはみんなが妥協できるものに落ち着くか、社長の鶴の一声で決まる場合がほとんどで、残念ながら、なかなか個性的なユニフォームが採用されることがないのが現実です。
さて、ここでみなさんに質問です。
同じ服を着る意味ってなんだと思いますか?
そう、チームとしての統一感を出すためです。
では、そもそも統一感は同じ服を着ないと出せないものなのでしょうか?
下の図は上の列が「形は違う同じ色の図形」下の列が「形が同じで色の違う図形」です。みなさんはこれを見てどう感じましたか?
たぶん、ほとんどの方が上の列に統一感を感じたのではないでしょうか。
実は人間は何かを見た時に形よりも色を先に認識する習性があり、記憶に残りやすいのも色なんです。
つまり、形の違う服を着ていても色を統一するだけで統一感が出せるということで、逆にリーダーや役職者などを際立たせたい時は同じ服を着ていても色を変えるだけで、メリハリがでるということになります。
若い社員は細めのブルゾンやノータックパンツが着たくても、年配の社員はゆとりのあるジャンパーやツータックのゆったりしたスラックスが履きたいというのは当然の話ですし、集団美ばかり気にして個人のサイズ感やシルエットが無視されてしまうのも本末転倒な話のような気がします。第一にサイズ感やシルエットが合っている方が着こなしている感があって見た目にもかっこいいですよね。
というわけで今日は形よりも統一感が出せる色のチカラのお話でした。会社の制服選びの参考になれば幸いです。
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