「刺繍」「プリント」それぞれのメリットとデメリット【プリント編】 | 【NUC認定】企業制服コンサルタントがオススメするワンランク上のユニフォーム

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「刺繍」「プリント」それぞれのメリットとデメリット【プリント編】

 
 
御社のビジネスユニフォームの価値を何倍にも引き上げるマーキング。技術の進んだ現代では様々なマーキング手法がありますが、やはり定番は刺繍やプリント。というわけで今日は刺繍・プリントそれぞれのメリット・デメリットのお話、プリント編です。
 

 
■主なプリントの種類 
1)シルクスクリーンプリント
 
2)転写プリント

 
インクジェットプリントや昇華転写プリントなど、様々なプリント手法がありますが、ビジネスユニフォームで主に使われるのがシルクスクリーンプリントと転写プリントです。「1)シルクスクリーンプリント」はその名の通り元々シルク(絹)の幕(スクリーン)を張った枠を使ったことが名前の由来で、ひと昔(ふた昔?)前に流行したプリントごっこのような仕組みです。「2)転写プリント」は一度パソコンのデータを専用の大型プリンタで専用のシートへ出力してから熱圧着するもので、直接衣類に出力しないことから転写プリントと呼ばれています。出始めはシートが剥がれたりすることもありましたが、圧着技術やシート性能も向上し現在では主流になりつつあります。
 

 
■シルクスクリーンプリントのメリット
 1)洗濯耐久性、耐候性が優れている
 2)比較的コストが低い
 3)ほとんどの生地にプリント可
 
Tシャツでお馴染みのシルクスクリーンプリントの最大のメリットは何と言っても洗濯耐久性に優れいてること。なので頻繁に洗濯をするTシャツなどは今でもシルクスクリーンが主流のようです。また、版を作って刷っていくのでプリント枚数が増えれば増えるほど版代が吸収され割安になる傾向があります。

 
 
■シルクスクリーンプリントのデメリット
 1)小ロットプリントに向いていない
 2)多色プリントに向いていない
 3)グラデーションなどの表現ができない
 
シルクスクリーンプリントは1色につき1個の版(シルクスクリーンの幕を張った枠)が必要になるので、例えば版代が5,000円かかったとしてプリント枚数が10着だと、版代だけで1着あたり500円かかることになります。また、製版の際にアドビイラストレーターのアウトラインデータが必要になるため、データがない場合はデータ作成料金も発生します。データ作成料や版代とは別にプリント作業料金も発生しますので、例えば1着プリント代500円だとすると版代と合計で1着1,000円(+データ作成料金)かかります。しかもこれはあくまで1色の場合で、色数が増えればその分版も増えることになり、小ロットプリントは割高になり不向きといえます。
 
 

 
■転写プリントのメリット
 1)版代がかからないから小ロットに向いている
 2)色数が増えてもコストが上がらない
 3)グラデーション等の表現も可能
 
転写プリントはアドビイラストレーターのアウトラインデータをそのまま専用シートに出力できますので、シルクスクリーンのように版を作る必要がありません。(データ作成費用が発生する場合があります)なので、少ない枚数でも比較的コストをかけずにプリントすることができます。また専用シートに直接出力するため色数に制限がなく、グラデーション等の複雑な色表現も可能です。自由度も高く小ロットから対応できるので、現在ではプリントの主流になりつつあります。
 

 
■転写プリントのデメリット
 1)剥がれないとは言い切れない
 2)高熱に弱い
 3)熱圧着できない生地がある
 
シルクスクリーンプリントの弱点を克服し、良いことづくめの転写プリントですが、唯一の弱点は剥がれないとは言いきれないこと。耐候性などを含めたシートの性能や熱圧着技術の向上により、野球などのスポーツユニフォームでも採用されていることから、実用的には問題のない転写プリントですが、貼っている以上、絶対に剥がれないとは言い切れません。また、熱に熱に弱い材質であることも弱点と言えます。ただ、現実にはシートが剥がれる前に衣類本体がよれよれになったり穴が開いたりと寿命を迎えるのが一般的に、あまり神経質になる必要はありません。
 
 
 

 
 
■ロゴマークは御社だけが使うことを許されたブランド
御社のロゴマークは御社だけが使うことを許された「唯一のブランド」でもあります。最終的にはそのロゴを見ただけで「あ、あの会社!」と、思い出してもらえることが理想ですが、もともと理念があるからこそ作られるロゴマークですので、あるだけでも顧客にある程度のやる気と信頼感を感じさせる効果があります。せっかく御社だけが使えるブランドなのですから、ユニフォームにも使わないのはもったいないと思いませんか。
 
 
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それでは、今日はこのへんで。

 

 

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