ドイツの歯科医院がセクシー制服を導入、男性患者急増
みなさんこんにちは。
ユニフォームコンサルタント福島です。
写真は一見、職業が何かわからない制服を着用した
ドイツの歯科医院のドクターとスタッフたち。
ちなみに価格は1着430ポンド(約5万6700円)ですが
この制服を導入後、来院患者数は3割以上増加したそうです。
まぁ、このセクシー路線には賛否両論あるでしょうが
日本でも飽和状態と言われている歯科医院では
患者を集めるためにあらゆる工夫をしているようです。
例えば「白衣」が定番だった歯科医院が緊張する患者さんの
気持ちを少しでも明るくしようと、今ではポロシャツやチノパンを
着用しフレンドリーな制服に変えているところも増えているようで、
大手コンサル会社でもカジュアルな制服を推奨することも多いと聞きます。
【参考資料】日本の産業別人口割合の変化(2005/06年版「日本国勢図絵」)
こちらは少し古いデータですが、日本の産業別人口割合を
過去と比較した統計グラフ。
農業を始めとする第一次産業が激減し、加工などの
工場系が多い第二次産業も全体の3割を切っています。
今後は大手企業の生産拠点が海外へ移転すること
などをふまえるとさらに加速していくことは間違いなく
第三次産業の割合は現在ではもっと増えていおり
簡単に言うと現在の日本は販売する人ばかりが多くなり
サービス業だらけになっているというのが現状なのです。
またそのサービス業化の影響は他の様々な業種にも
波及しており、前述の歯科医院をはじめ、弁護士や
税理士などの士業やヤマト運輸のような運送業など
従来はあまり接客やサービスといった要素がなかった
業種にもそういったことが求められる時代になりました。
しかし実際、昨日までお客様を「○○さん」と呼んでいた
社員が今日から「○○様」と呼べと言われてもなかなか
今までの習慣を変える事ができず苦労します。
そんなこともあり各企業は社員の意識改革のための勉強会や
講習会、また接遇教室などを開いて指導しますが、社員の照れも
あり、現実にはすぐに元に戻ってしまい失敗してしまうケースが
多いのです。
実はこのサービス業化の鍵を握っているのが
制服やユニフォーム。いわゆる「カンパニーユニフォーム」
ユニフォームには動きやすいなどの機能性だけではなく
「なりきる力」・・・つまりコスプレにも似た力があるのです。
実際に私もそういったコンサルをしているわけですが
正直「本当にこの人達でできるのだろうか?」と思われるような
業態の変更やプロジェクトでもコンセプトに沿った制服を着用
することでびっくりするほどの「なりきり力」を発揮し
見事にみなさん新しい自分を演じきってくれています。
もちろん大事なのは「コンセプト」でこれから
どのような価値をお客様に提供して行くのか?
ここが明確でなければ制服を変えただけでは
サービス業化は成功しません。
私ユニフォームコンサルタントは現状をしっかり把握し
新たにコンセプトから考え、それに沿った制服や
カンパニーユニフォームのご提案をさせていただいております。
悩んでいる方はぜひご相談下さい。
それでは今日はこのへんで♪
ユニフォームコンサルタント福島でした。
企業様向けにサンプル商品の貸出も行っております。ぜひご利用下さい。