撥水の原理とカンタン回復法(上) | 【NUC認定】企業制服コンサルタントがオススメするワンランク上のユニフォーム

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ユニフォームのチカラ~企業制服コンサルタントのブログ~-撥水

みなさんこんにちは。
ユニフォームコンサルタント福島です。


今日のテーマは防寒服やレインウェアに
施されることの多い「撥水加工」


名前からもわかる通り、生地表面に付着する
水を弾いていくれる加工ですが
数年経つとだんだんとその撥水力が衰えて
衣類の生地表面に水が染みてくるようになりますよね。


撥水加工がいわゆる「後加工」であるがゆえ
効果の低下は宿命でもあると言えます。


でも、
濡れずに蒸れないことで有名なゴアテックス の様な
高価なアウターをお持ちの方なら尚更のこと
いくら宿命と言われてもなかなか諦めきれませんよね。


みなさんも
「弱くなった撥水効果をカンタンに
回復できる方法があったらな~」と一度は思った事が
あるのではないでしょうか?



ところがあるんです。

撥水効果を簡単に回復する方法。



そもそも撥水加工とは生地表面に
フッ素樹脂やシリコン樹脂などの

化学合成された物質を接合させたもの。


しかし正確にはこの表面の化合物が
針のような形状になっており、その針の先端を
水滴が滑って流れる物理的作用で
生地表面に水を付着させないようにしているのです。


実はこの原理こそがが大きなポイント。


つまり撥水加工が弱まって水を弾かなくなった衣類の表面は
この針の先が摩擦や洗濯によって丸くなっているのです。



というわけで次回は表面に撥水加工が施された
透湿・防水素材で有名な
ゴアテックス を例に
撥水加工の必要性についてお伝えします。




それでは今日はこのへんで♪
ユニフォームコンサルタント福島でした。



 

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