みなさんこんにちは。
ユニフォームコンサルタント福島です。
今日のテーマは防寒服やレインウェアに
施されることの多い「撥水加工」
名前からもわかる通り、生地表面に付着する
水を弾いていくれる加工ですが
数年経つとだんだんとその撥水力が衰えて
衣類の生地表面に水が染みてくるようになりますよね。
撥水加工がいわゆる「後加工」であるがゆえ
効果の低下は宿命でもあると言えます。
でも、濡れずに蒸れないことで有名なゴアテックス の様な
高価なアウターをお持ちの方なら尚更のこと
いくら宿命と言われてもなかなか諦めきれませんよね。
みなさんも「弱くなった撥水効果をカンタンに
回復できる方法があったらな~」と一度は思った事が
あるのではないでしょうか?
ところがあるんです。
撥水効果を簡単に回復する方法。
そもそも撥水加工とは生地表面に
フッ素樹脂やシリコン樹脂などの
化学合成された物質を接合させたもの。
しかし正確にはこの表面の化合物が
針のような形状になっており、その針の先端を
水滴が滑って流れる物理的作用で
生地表面に水を付着させないようにしているのです。
実はこの原理こそがが大きなポイント。
つまり撥水加工が弱まって水を弾かなくなった衣類の表面は
この針の先が摩擦や洗濯によって丸くなっているのです。
というわけで次回は表面に撥水加工が施された
透湿・防水素材で有名なゴアテックス を例に
撥水加工の必要性についてお伝えします。
それでは今日はこのへんで♪
ユニフォームコンサルタント福島でした。
企業様向けにサンプル商品の貸出も行っております。ぜひご利用下さい。