見に来ていただきありがとうございます。
この数週間の気温差が激しくて、先週慌てて買った新しい半袖パジャマをまだ着られない娘がブー垂れております。
さて、今回のテーマは「4月」。
と言っても、もうすぐ5月。
5月になる前に語っておきたいことがあるのだ。
4月と言えば、
入学や進級のドキドキ感。
新しい環境での生活がスタートした時のソワソワ感。
桜の美しさを愛でたり、お花見してみたり。
…なんてのは、学生までの話である。
そもそもここ数年桜の開花時期がどんどん早まっており、今年に至っては3月末が満開。
4月になるともう葉桜!
まあ、桜の話は今回のメインじゃないのだ。
ふと気づいたこと。それは、
親になって以来、穏やかに4月を過ごしたことがない。
たぶん。
昔はドキドキだった4月が、今は娘と息子の入園やら転園やらでハラハラ、ザワザワしてる間に過ぎていく。
前回のエッセイを引用して断言するなら、4月にあんこは炊けない。
(参照:「あんこが炊けるかどうか」)
前月の3月だって、新年度用の書類を書いたり入園や進級準備で大量の名前書きに追われたりしているうちに、気がつくともう4月。
ようやく新年度。
なのに、ホッとするよりも気を揉んでることが多いのはなぜだろう…
まだ小さい我が子が新しい環境に飛び込んで、上手くやってるかしら、泣いてないかしら、と、仕事中も昼食中もまあ気になる気になる。
先生方はプロだし、安心してドーンと預けよう!とは思っていても、いきなり親心を落ち着かせることは容易ではないのだ。
それに自分も新しい先生やお母さん方と出会ったり、懇談会に行ったり、何かと新情報を吸収せざるを得ないのもこの時期。
ごく普通に過ごしているつもりなのに、知らず知らずのうちに謎のエネルギーが大量に消費されている。
それが4月。
特に今年は、トイレトレーニングが全く進まないまま入園を迎え、とりあえずパンツだけは履いて幼稚園に通い始めた3歳が1名。
幼稚園の役員と自治会の役員、ダブルで回ってきた40歳が1名。
例年以上に心がザワザワする4月。
いやもはや、胃がキリキリするレベル。
先日の息子の初登園日は、「物事が心配でご飯がのどを通らない」ってのはこれか…と、食事中に実感したほどだ。
でも、そんな親のザワつきをよそに、娘は待ちに待っていた進級と新しいクラスを思い切り楽しんでいるようだし、息子も今のところ、登園を嫌がることはなく前のめり気味に園バスに乗り込んでいる。
心が落ち着かなくても、子供達が楽しそうに新生活をスタートしてる、それだけで合格のハンコをポンと押してもいいではないか。
生後2ヶ月にもならない娘が入院した4月もあったし(「入院した話」)、緊急事態宣言で、子供2人と長い長い1日を繰り返していた4月もあった(「コロナ禍と共にスタートした2人育児」)。
うむ、悪くない、悪くないぞ、今年の4月。
まあ来年の4月は、娘の小学校入学でザワザワしてる自分の姿が想像できるが…
来年のことはもうちょっと後回しにしよう。
今年は娘と息子が同じ幼稚園に通える、最初で最後の1年だ。
親子で笑って次の3月まで駆け抜けたい。
5月にはもうちょっと色々落ち着いていますように!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ほな、また~
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