幼稚園転園までの道のり① | UNFIGURE (with kids)

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ダンスアート集団UNFIGUREのブログです。
ダンスに明け暮れた波乱万丈の時間を経て、ただいま期間設定なしのブレークタイム。
生活は大きく変わりましたが、それでも日常は続きます。

ここで何度か触れてきたが、娘は今年の4月、年中で保育園から幼稚園に転園した。

 

「なぜ?」と、まわりから聞かれることは、やっぱりある。

 

理由を探ってみると、最終的にたどり着くのはひとつだけだ。

娘と息子の通う保育園は、仕事が休みの日は用事がない限りは基本的に「家庭保育」、つまり保育園に登園することができないためである。

 

以前にもちょこっと、転園までのエピソードを書いてます。

「娘と保育園」

 

このシステムは保育園の定義を考えるとごく普通のことだし、週5勤務の正社員時代はそこまで大きな問題ではなかった。

 

しかし、会社側の事情により昨年からパートタイム勤務になり、出勤は週3か週4に変わった。

1歳の息子はまだ良いとして、3歳で年少になった娘も毎日登園することができないのを少なからず気にしながらも、仕事休みの平日に自分と子供2人だけで過ごす生活を続けていた。
 

今振り返ると、大変だったけど有り難い時間だったとも思う。

 

念のため、「保育園に不満があって転園」したわけではない。

 

仕事休みの日でも登園して構わないという保育園があることも知っているし、それを羨ましくないと言ったら嘘になるが、先程書いた通り「保育園は、仕事をしている時間に預かってもらう場所」という考え方には何の異論もないのだ。

 

たまたま、保育園の方針と自分の働き方との間に、小さいようで大きいズレを感じてしまったからだと思う。

そこを除けば、先生もお友達も他のママ達にも恵まれた、とても良い保育園だ。

思い出だってたくさんある。

 

「副業を増やして、どうにか週5勤務にする」や、

「小学校入学前まで、平日に週1、2日家庭保育の日があることも良しとする」など、

思いつく限りの他の選択肢も検討した上で、最終的に娘を年中から幼稚園に転園させることにした。

 

我が家のように、保育園から幼稚園への転園を考えて、悩んでいるご家庭もあることだろう。

でも、「お悩み中の皆さん、この話を参考にしてくださいな」とは、大きな声で言えないのだ。

残念なことに、わたしは最後まで、「働きながら子供を通わせる場所は、保育園と幼稚園、どちらを選ぶのがより良いのだろうか」という問いに対する結論には至らなかった。

 

どんなに悩んでも、身も蓋もないささやきが頭をよぎるのだ。

どちらが良いかは、

「保育園による」

「幼稚園による」

「職場による」

「子供のタイプによる」

「親の考え方次第」

etc…

 

正解を出すことは、いつしかあきらめていた。

とりあえず頭のごちゃごちゃを整理するためにまずやったことは、エクセルの比較表作りである。

保育園と、転園先として気になる幼稚園を3つ並べ、それぞれのメリット、デメリット、デメリット回避できる方法はあるか?、親側の負担は?を、書き出していった。

 

自分で作った表を見ながらウンウン考え、どの幼稚園を選ぶかはともかく、保育園から幼稚園への転園には気持ちが固まりつつある気持ちを夫に伝えるため、表を印刷して夫に見せた。

ああまるで、仕事のプレゼンだ。

 

保育園から幼稚園への転園に対して、夫からの反対意見はなかった。

(まあ、保育園に残って平日休みに子供2人見るのも、転園して1年間は保育園と幼稚園の2カ所に送迎するのも、わたしの役目やしな…)

というクサクサした心はサッと飲み込んで、夫の了承も得たことだし本格的に転園に向けて動き出すことにした。

 

そう、幼稚園に転園する懸念のひとつは、1年間は娘と息子が保育園と幼稚園に別れて通うことになるのだ。

(娘が年中になる時、息子はまだ2歳のため)

 

そして、最大と言ってもいい心配事は、娘の気持ちだ。

保育園から幼稚園に転園すること、お友達も先生も新しい環境に変わることを、当時3歳の娘に何と説明し、どうフォローするかが、その後長らくの課題となった。

 

この話のネタは、次回(また来週あたりに更新予定)に続きを書きます。

 

入園式にこの笑顔を見られる、少し前の話…

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

ほな、また~

 

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