4月10日、新潟のジャズイベントにダンスで参加してきました。
今回の空間は新発田(しばた、と読みます。)にある「ニューロード」というお店。
休憩もありましたが約3時間半のライブ。3セッションありそれぞれで1曲ずつ踊らせていただきました。
音楽に酔いしれる、とはこういう気分なんでしょうね。心身たっぷりそこに浸かって、気持ちいい。
3時間半のうち、あれぐらいの割合で自分の踊りが関われたのもちょうど良かった。
前日9日に東京でギターこまっちゃんの参加していた「La・Bit」というグループのライブを聴きに行ったときにも思ったんですが、成熟した大人のパフォーマンスはどうしてあんなに良いなと感じるんやろうね。
自我が少なく、骨がある。プレイしている自分の姿ではなく、そこで出てる音を聴かせたいというのがちゃんと出ています。
写真に3セッション目のときにコラボレーションしたトラが写っています。
リハーサルしているとき、ベース小黒さんがスタジオにあったトラを指して「あれと一緒に踊ったら?車に積んで行こうよ。」なんて、そんな遊び心を柔軟に実行してしまうところが素敵やなぁ。「これでボケてみて」って一発芸を振られる芸人さんはこんな気分でしょうか。ちょうど動きとイメージが浮かんだのでその場で創り、一発披露してきました。
ところで、翌11日は地震からちょうど1カ月。
泊まったビジネスホテルで朝ごはんを食べながら新聞を読みました。
両親を亡くした子供の話や、津波に飲まれる瞬間を語った記事。実家から東京に帰って来てからはテレビも新聞もない生活で過ごしていました。ネットのニュースと新聞の文字ではやはり重みが違いましたね。
ここ数日、大きな余震が続いています。
現実が切り離せないからこそかもしれませんが、夢のように楽しい週末でした。
来月7日・8日にもまた新潟に行くことになりそうです。
色んなことが今後につながっていけばいいなと願います。
ではまた。