プレイバック上京時 | UNFIGURE (with kids)

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ダンスアート集団UNFIGUREのブログです。
ダンスに明け暮れた波乱万丈の時間を経て、ただいま期間設定なしのブレークタイム。
生活は大きく変わりましたが、それでも日常は続きます。

先月の『Maiosn de Figures』が終わって空いてしまった心の穴をどうやって埋めようかしらと思っていたら、東野祥子さん主宰Dance company BABY-Qの新作『FACES BLANK』に出られることが決まりました。本公演ではなくゴールデンウィーク終わりに行われるワーク・イン・プログレス形式の公演ですが、これは一大事です。


思えば2年前の初夏、上京するか大阪に残るか、少し無理をしてでも海外進出を試みるか・・という選択で激しく悩んでいました。迷いを抱えたまま東京に乗り込んだのは、ちょうど同タイミングでBABY-Qのワークショップ兼新作のオーデションがありこれがチャンスかもというギリギリの気持ちでした。
その結果はハシにもかからない感じに終わり、東京生活は家なし、仕事なし、公演の予定なしという状況でスタート。あの時期の涙も後悔も、今となっては少し懐かしい第一歩に思えます。

その後東野さんにはレッスンでお世話になったり、UNFIGUREの『RENGA』という作品が優秀賞を受けたコンペティションでは審査員を務めていただいていたり、前回公演フライヤーにコメントを書いてもらったりして少しずつ覚えてもらうようになりました。レッスンではいつも下手っぷりをしごかれていますよ。


先週初めてのリハーサルがありました。もともと頭の中にも色々と持っているんだろうけど、現場でダンサー達を見ながら次から次へと出てくるイメージや動きのボキャブラリー。演出ってこれが大事だよなぁ。クリエイションという行為はやはり楽しいです。踊りと両方、尊敬している人から学べる機会はとても嬉しい。

浮かれてばかりいられない現実もあります。大阪公演で空けてしまった仕事の穴を埋めなくてはね、とも思っていたのに、また早退の日が増えてしまいました。

このまま好きなようにばっかりできるわけがないと心が痛みますが、気に病みすぎても仕方がありません。何かを言われるときまでは、かじりついてどっちもちゃんとやることだと思います。決断をしないといけない日がいつ来てもおかしくない、とも思います。


ゴールデンウィーク中は大阪に帰れなさそうで残念。うーん、わがままは言うときりがないですよ。


今夜から新潟に行ってきます。

ダウンコートでは暑いでしょうか。何にせよ、楽しみです。


公演の詳細は近日載せますね。

では、また。