そういえばすっかりミクシーなるものを見なくなったなぁ、と気づく

 なんだかんだでナグミお姉さま宛てに再開し始めたようなものだったから

 ナグミお姉さまが僕への興味を失って見なくなってしまってから、ほとんど放置状態にある

 徐々に元の生活へと戻っていく

 

 会わなくなってからいろんなことに気づく

 考えてみるといろいろな影響を受けていたのだと気づくかされる

 結局、仕事を辞めなかったのも、こうして東京に残ったのも

 自分勝手に生きて決めてきたことのように思えて

 意外といろいろ他人の影響を受けているものだ

 

 そんな風にして

 もう会うことが無くなっても

 人は人とつながっているのだろう

 僕もまた誰かに何か影響を与えただろうか

 まあ、それはないか 笑

 それぐらい影響力のある人間でもない

 

 ひとつ、ひとつ、とナグミお姉さまに受けた影響がなくなっていって

 元の自分に戻っていく

 つながりが消えていく

 その中で何か一つでも残るものがあるとしたら

 人は人を変えられるのかもしれないと

 信じてもいいかもしれない

 


 今年も別れの季節がやってきたのだなぁと

 つくづく思います

 毎年なんなのでしょうね

 卒業も何もないのに、この季節にはたくさんの別れがあります

 

 唐突の別れからまだ冷めやらぬといった感じです

 ただもう先生と前を見ていく約束をしたので

 今は考えないようにしています

 先生の方が人生をかけた試験を控えているわけで

 逆に心配なくらいですが

 彼については落ち着いてから

 全てがわかってから

 それから考えていこうと思います

 

 ナグミお姉さまにもいい人が出来たという話を聞き

 微妙に嬉しいような複雑な気持ちです

 でもとても良いことなんだと思います

 これまでは離れようとするたびに

 なんだか妙に後ろ髪をひかれる思いがあって

 ほったらかしに出来ないような

 目を離してはいけないような

 変な気持ちがあったのですが

 これからは頼っていける人がいて

 きっと幸せに向かっていけるのなら

 僕はもうお役御免どころか邪魔者なわけで

 今度こそ最良の形でさよならが出来たのだと思います

 いつかどこかであったら

 のろけ話でも聞いてやりましょう

 

 そのほかにも小さな別れがいくつかありました

 新しい仕事を最初期から支えてくれた派遣の人との別れや

 久しぶりに再会した社員さんとの別れ

 

 いくつものバイバイが積み重なっていく季節です

 

 妙に「秒速5センチメートル」とかが見たくなったりもします

 桜の季節も近いのですね

 

 こうして二度と出会うことのない別れがいくつもあるけれど

 できればみんな幸せでいてくれたらいい

 悲しい別れは本当に辛すぎるから

 幸せなストーリーで別れていけたらいい

 

 どんなに遠く離れても

 この星の上で

 この銀河の中で

 一緒に生きているんだ

 それを感じられれば

 例え外側にいても

 僕は一人ぼっちだとは思わない

 

 放て

 

 放て

 

 放て

 

 いつか鳴り響け

 そして大切な人たちの手に届けばいいなぁ

 

 

 外側から送る

 僕の思いを

 

 果てしない距離と

 いくつもの時を

 越えていけ

 

 本当に今年はなんか呪われている気がする

 お祓いでも受けるべきか

 

 とりあえず先生に励ましの言葉を送っておく

 

 過去を見ていても何も解決はしない

 タイムマシンもないし

 タイムリープする力もない

 

 俺たちは今できることをせいいっぱいやっていくだけなんだ

 

 今を生きよう

 この瞬間を全力で

 

 悔いることをこれ以上増やさないように

 

 この呪われた世界を

 強く生き抜く力を

 手に入れよう

 

 お互いに