SUPER 8/スーパーエイト (2011年) | 大手町映画館

大手町映画館

どんなにつまらぬ映画にも 必ず光る何かがある
その光こそが 日本の映画界には無い
ハリウッドの映画づくりに対する情熱
ハリウッドの情熱に触れるコトができれば 心が自然と豊かになる

J・J・エイブラムス監督 スピルバーグ製作
エイブラムスによるスピルバーグへのオマージュ作品。
【未知との遭遇】や【E.T.】の設定、【グーニーズ】のキャラ、それに自身の【クローバーフィールド/HAKAISHA】を混ぜ合わせたようなSFアドベンチャー。

スーパー8カメラで自主制作のゾンビ映画を作る少年少女のお話。
夜の駅で撮影していたところ、進入してきた列車が大事故に。
カメラを置き去りに、なんとか逃げ伸びた彼ら。
後日、フィルムを現像したら、そこには「何か」が映っていた。
その日から町では、不思議な現象が起こり続けた…


少年少女時代にスピイルバーグを観て育った人にはニヤリものの映画。
子供向けな感じもするのだが、子供向けにしては少し夢がないかな。あと、少し怖い。
最初の列車事故のシーンなんて、子供が観たら間違いなくトラウマレベル。それにしても、そのシーンは凄い迫力。車一台ぶつかっただけで、車両が吹っ飛ぶ吹っ飛ぶ…。
町に怪奇現象をもたらしている「何か」の映し方が、クローバーフィールドのそれ。この演出は嫌いじゃないので楽しめたが、苦手な人はいるでしょう。

模型・機械オタク、歯の矯正、分厚いメガネ、チャンク。少年たちのキャラがそれぞれ立っている。
チャンクがガキ大将ってとこが面白い。あのキャラは、イジられ役が多いのに。
夜の学校へ向かうには、みんな自転車で行ってほしかったね。

エル・ファニングだけ少し特筆。
いよいよ大作へ出演しだした彼女、この映画では表現力は姉にまだまだ及ばないけど、片鱗は見せている。
ゾンビメイクでニコっと笑う顔は、心をきれいに洗ってくれる…。

エンドロールで上映される彼らのゾンビ映画は、それだけで短編映画として成り立ってしまうような出来栄え(笑)
「ロメロ化学」ってのには笑わせてもらった。