バトルシップ (2012年) | 大手町映画館

大手町映画館

どんなにつまらぬ映画にも 必ず光る何かがある
その光こそが 日本の映画界には無い
ハリウッドの映画づくりに対する情熱
ハリウッドの情熱に触れるコトができれば 心が自然と豊かになる

ツッコミどころ満載の香りがプンプンな、ハリウッドお決まりのエイリアン襲撃もの。
主人公以外は概ね楽しめた。

背景紹介文は、お決まりのパターンなので割愛。

莫大な資金を投入しただけあって、映像は◎
駆逐艦の砲撃シーン、敵艦のフォルムとバタフライ、兵器の描写は迫力満点。
丸いヤツ最凶。
あんな丸いヤツだったり、おそらく何光年の距離を直ちに来れる技術がありながら、バタフライ艦の装甲ったら…。
ミズーリのドリフト放射は見もの。乗組員のことは置いといて…。


主人公が最悪だった。
ギャップを狙った設定なんだろうけど、あまりに救いがないバカ。
前半何十分もバカさ加減満載のドラマを見せられて、「能力は高い。」と言われてもサッパリ。
艦長室で将校の兄に、自分で「コネでなんとかならんのか」なんて言っちゃってるあたり、大尉の座もコネなんでしょう。
それでいてこの役者テイラー・キッチュの演技が酷い。
自堕落的な生活してるのに筋肉隆々、どこから見ても同じ顔つき、一人だけ緊迫感のない同じ声のトーン。そこだけ、切って張りつけた写真を動かしてアテレコしてる感じ。
ほかの映画は観てないが、何の役をやっても同じなんだろうと推測できる。○ャニーズタレントみたいな演技。
なんだか、モデル出身だそうで。納得。

予告編のセリフで、「あなたが階級が一番上だ。」ってあって、指揮官っぽいリーアム・ニーソンが散るのか!?なんて思っていたけど、さすがリーアム兄さん、存在感半端ない。
ペンタゴンとの電話シーンは、電話なのに凄みがある。受話器ヘシ折る勢い。
最後の柔和な態度、あれいらん。

リアーナは、軍人なのにほっそいの。もっと大声張り上げてもらって、ソウルを感じたかった。
役どころは、誰もがミシェル・ロドリゲスを思い浮かべたんじゃなかろうか?

浅野忠信が【マイティー・ソー】でハリウッドに挨拶だけしに行ったときとは違い、準主役。バカな主人公より断然演技は光ってた。まあテイラー・キッチュとは場数が違う。
これからが楽しみ。


この手の映画は最初から、たくさんのツッコミを入れるつもりで観た方がいいと思う。