リアル・スティール (2011年) | 大手町映画館

大手町映画館

どんなにつまらぬ映画にも 必ず光る何かがある
その光こそが 日本の映画界には無い
ハリウッドの映画づくりに対する情熱
ハリウッドの情熱に触れるコトができれば 心が自然と豊かになる

製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
製作:ロバート・ゼメキス
監督:ショーン・レヴィ
主演:ヒュー・ジャックマン
配給:ウォルト・ディズニー

と、超豪華ラインナップ。


2020年、人類は生身の人間が闘うよりも、ロボット同士にさせるボクシングに熱狂していた…。
元ボクサーの主人公チャーリー(ヒュー・ジャックマン)も、ロボットを積んだトラックに住みながらそれで生計をたてていた。
ある日、10年くらい前に別れた恋人が亡くなったと聞き、そのときにできた子供の親権を決めるため、元恋人の親族の元へ。
チャーリーは親権を譲ると金額を提示、条件として旅行へ出かける3カ月だけ預かってくれと親族も承諾、会ったこともない親と子が対面。

「僕を売ったの?」

重々しい感じで物語は始まってゆく。


ポ○モン、最近の仮面ラ○ダー等みたいに、男の子の夢がつまった作品。
ディズニー映画らしく、ロボットの見せ方も巧妙なVFXでワクワクさせてくれる。日本文化が随所に出てくる点も好印象。

スピルバーグらしい、ヒュー・ジャックマン以外は無名の役者を使うところもいい。
また子役がかわいらしい。ロボットとロボットダンスする子役の画には、誰もが笑みを浮かべるだろう。

素晴らしかったのが、一応ヒロイン役のエヴァンジェリン・リリー。主人公の幼なじみ役なのだが、彼女と子供が初めて顔を合わすシーンがいい。なんとも優しい表情で子供を見つめる。
私生活でもいい母親なんだろうと思ってたが、調べてみると、この映画の撮影後に第一子を出産したそうで。あの表情を未出産で演技したっていうから驚き。これからが楽しみな女優。


映像レベルは超一級でも、脚本はスポコンドラマのステレオタイプなので特にあっと言わせるようなところはないが、そのぶんクセがなく、終始ほっこりできる。


個人的には観終わったあと、ロッキーのテーマが頭の中でヘビロテ。
トランペットのファンファーレの方でなく、静かなゴング音 カーン カーン って始まる方。
ちなみに、トランペット出だしの方は、ロッキー1のトレーニングシーンでかかる。曲名はGonna Fly Now
ロッキーのテーマって言ったらこっちを思い浮かべる人が多いでしょう。

静かなゴング音の方は、ロッキー2のトレーニングシーンでかかる。曲名はGoing The Distance
エイドリアンが病室で横たわりながらロッキーに、

「Win!」
と力強く言ったあとにスタローンの決意の目とともに始まるところは鳥肌もの。

ロッキーは、1より2の方が面白かったなぁ。やっぱ最後は勝たないとね!
考えてみりゃ、1より2が面白い映画って映画はあまりないかも?
3~6は置いといて……


おっと。

ちょっと脱線。


「極悪男子」「贖罪」「拷問」「苦痛」
こんなのを真剣に造っちゃうのがハリウッドの情熱

ぜひお子さんと一緒に!