ヤング≒アダルト (2011年) | 大手町映画館

大手町映画館

どんなにつまらぬ映画にも 必ず光る何かがある
その光こそが 日本の映画界には無い
ハリウッドの映画づくりに対する情熱
ハリウッドの情熱に触れるコトができれば 心が自然と豊かになる

シャーリーズ・セロン主演。
【JUNO/ジュノ】のジェイソン・ライトマン監督、ディアブロ・コーディ脚本。

都会で働くバツイチ37歳の美人作家。
ある日、元恋人から子供の出産パーティのお知らせが届き、一連発起地元の田舎町へ。
学生時代は皆からの憧れの的だった彼女は、その歩んできた道も手伝って、まわりからはずいぶん浮いた、イタ~イ存在になっていた…。


近年シャーリーズ・セロンは、こんな体当たり的な役柄を好んでなのか、すごく巧く演じている。根性のある人だとつくづく思う。
この映画では、高飛車だけどどこか余裕のない目つき。一人でいるときの自堕落的な格好。キメるときのバブリーなメイク・服装。過去の栄光を捨て切れず大人になれない、まわりに一人はいるであろう人物を、おもしろおかしく、そしてチャーミングに表現している。
帰省する際、愛車のミニクーパーに乗り(ハリウッドの情熱きた!)、思い出の曲を「カセットテープ」で再生し大声で歌う、それでもちろん手動で巻き戻し…。
そんな演技を、ごく自然に演ってのける冒頭から苦笑がもれる。
地元のバーで、メーカーズマークのストレートを一気に煽るしぐさなんかはもう、苦笑を通り越して失笑もの。

そしてハイライトは、ヌーブラ。
生涯、あんなにヌーブラにツッコミを入れたくなったことはない!
あのヌーブラのおかげで、この映画のシャーリーズ・セロンに好感がもてたのは自分だけではないだろう…。