デジャヴ (2006年) | 大手町映画館

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どんなにつまらぬ映画にも 必ず光る何かがある
その光こそが 日本の映画界には無い
ハリウッドの映画づくりに対する情熱
ハリウッドの情熱に触れるコトができれば 心が自然と豊かになる

ジェリー・ブラッカイマー制作&故トニー・スコット監督&デンゼル・ワシントン主演 ゴールデントリオの2作目。1作目は超名作【クリムゾン・タイド】。イヤでも期待してしまう。
トニー・スコット&デンゼル・ワシントン二人だと、5作中の3作目。【クリムゾン・タイド】【マイ・ボディーガード】【デジャヴ】【サブウェイ123激突】【アンストッパブル】

500人を超える人数がテロによって滅され、FBI特別捜査本部がある装置を作り出した。4日前の世界をモニターで見れるという装置。その装置で犯人を捜索。
その装置の仕組みを理解するのにちょっとだけ集中力がいるが、相対性理論のさわりあたり理解してるとすんなり入ってくる。
主人公デンゼル・ワシントンがテロの被害女性の遺体を調べてると、不思議な点が。その女性と犯人が接点があると結論づけ、女性を4日前から監視する。

映像は、トニー・スコットらしい3原色の濃い色合い、独特の”揺れ”と”寄り”は健在。緊迫したスピーディな展開と、安定感あるデンゼル・ワシントンの好演もあって、難解で粗のある設定が説得力を増す。
内容も理解にちょっとしたミソがあるので、それがわかるとこんがらがった糸が真っ直ぐになる。それがわからないと、たぶん駄作。

被害女性にポーラ・パットン。この時点で無名女優だったんだけど、この映画で美貌と演技が認められ、最近では【ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル】の準主役に抜擢される。少し若いハル・ベリーって感じ。遺体の時点でオーラバリバリ。

アイスマンことヴァル・キルマーがたいへん残念なコトになっていた…


昨年8月、橋から身を投げたトニー・スコットに捧ぐ。
人生をかえてくれた監督だった。