木質バイオマス課題 | 過疎化研究員のブログ

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メリット

間伐材や廃材などを原料にしたバイオマス発電は、風や日照量に左右されず、安定した電源

国内の間伐材を使うと1キロワット時当たり32円、海外輸入材などの一般木材だと同24円と、普及に向けて手厚い価格設定

・政府は2030年の電源構成の4%、最大400万キロワットのバイオマス発電を想定しているが、見込みの倍が整備されている。

・木質ペレットの輸入量は右肩上がりで増加しており、2012年時点で10トンほどだったが、2020年には200トンに達している。

・国内は7割が森林だが、国内林業が衰退しており、供給が困難。

・林業にとって、販売単価が高い家屋の材料はハウスメーカーが海外産を使用するなった。バイオマスに使用されるのは家屋に使われない低質材。

・山の権利関係が複雑で、登記名義人が江戸時代のままな土地がざらにある。固定資産税がかからないため、みんな先祖が持っていることを知らないため。

・バイオマス発電の運営費の6割を材料費が占める。コスト低減のため施設の大型化を進めているが、国内材だけでは賄えない。

→運搬の過程でco2発生。

・北米東海岸から大型船で輸入すると、温室効果ガスはLNG火力発電の半分程度。

・国内材料のみ使用する、エフオンが運転する出力約2万キロワットの発電所の場合、1日当たり500トン強もの木質チップが必要になる。燃料が十分確保できる場所でなければ、発電所の立地は難しい。島崎社長によると「発電所から100キロ圏内で燃料の約7割を集められること」が目安になる。



・大型化し、海外産ばかり使って温室効果ガスを多く排出し、国内にお金が回らないような仕組みでは本末転倒。
・原産地の確保、権利関係、効率よい輸送手段が課題。




デメリット