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~日々の考察~

フィギュアスケートについて

最新版は【目次】から参照ください。

 

今シーズンISU主催の大会は終わりました。

女子フリーの歴代最高得点の順位です。

 

'15-'16シーズンの記録を青字で表示します。

 

*****

 

 

<歴代最高点:フリー>

 

 

  選手 フリー 大会
1位 メドベデワ 150.1 '15-'16世界選手権
2位 キムヨナ 150.06 '09-'10バンクーバ五輪
3位 ソトニコワ 149.95 '13-'14ソチ五輪
4位 キムヨナ 148.34 '12-'13世界選手権
5位 メドベデワ 147.96 '15-'16GPファイナル
6位 キムヨナ 144.19 '13-'14ソチ五輪
7位 メドベデワ 142.9 '15-'16欧州選手権
8位 浅田真央 142.71 '13-'14ソチ五輪

★トリプルアクセル(加点+0.43)を成功

9位 コストナー 142.61 '13-'14ソチ五輪
10位 宮原知子 142.43 '15-'16四大陸選手権
11位 ワグナー 142.23 '15-'16世界選手権
12位 リプニツカヤ 141.51 13-'14ソチ五輪(団体)
13位 トゥクタミシェワ 141.38 '14-'15欧州選手権
14位 宮原知子 140.09 '15-'16GPファイナル
15位 宮原知子 139.89 '15-'16世界選手権
16位 ワグナー 139.77 '15-'16GPファイナル
17位 リプニツカヤ 139.75 '13-'14欧州選手権
18位 メドベデワ 139.73 '15-'16GPロシア大会
19位 ポゴリラヤ 139.71 '15-'16世界選手権
20位 ラジオノワ 139.53 '15-'16GPロシア大会

 

 

 

<対象大会>

 

 

ISU主催の大会とする。

GPシリーズ、欧州選手権、四大陸選手権、オリンピック、世界選手権、国別対抗戦

 

*****

 


今シーズン、たくさんの記録がランクインしましたね。

メドベデワ選手(ロシア)は、まだシニア1年目なのに、すでに4つも名前が挙がっています。

そして、歴代最高得点をたたき出した世界選手権は記憶に新しいです。

 

また、宮原選手も3つランクインしています。

 

来シーズン以降もたくさん記録更新するのかな。




 

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メドベデワ(メドベージェワ)選手がキムヨナの歴代記録を破りましたね。

(ショートの記録は浅田真央選手が保持。総合得点はキムヨナが保持。)


では、その詳細を見ていきます。


フリーの得点が歴代最高得点となりましたが、

参考までに、ショートの中身も比較してみました。


比較対象:

'15-'16世界選手権のメドベデワ選手

       と

'09-'10バンクーバ五輪のキムヨナ元選手



*****

まずはショートから。

メドvsキムSP
ショート:


まず、下記理由により、バンクーバのときの得点より、現在の得点の方が出にくいです。


・バンクーバのとき(右側:キムヨナ)はショートでもコレオシークエンスがありましたが、
現在はない。つまり、今の方が要素数が1つ少ない。

ここだけで、キムヨナの場合、3.4+加点2.0=5.4点多く出る。


・基礎点が若干低くなっている。
 例)3F:5.5→5.3
   2A:3.5→3.3


では、要素数を揃えるために、キムヨナのコレオシークエンスを省いて考えます。

ショート合計は、
メドベデワ:73.76点  キムヨナ:73.1(=78.5-5.4)

(↑同じに見えますが、同じではなりません!下記参照。)


演技構成点は同じくらいですが、
技術点の基礎点、加点を比べてみると(コレオシークエンス省く)


<基礎点>
メドベデワ:33.10点  キムヨナ:31.5点


基礎点はメドベデワ選手の方が1.6点高いです。
だってジャンプ3つを後半に飛び、1.1倍の基礎点をもらっているので、当たり前ですね。


<加点>
メドベデワ:6.83点  キムヨナ:7.8点


一方で、加点はキム選手が約1点上回っています。

キム選手は加点の中でも、ジャンプの加点が大きいのですね
メドベージェワ選手はジャンプ中に手を上げて加点が付きやすいはずなのですが。。
それよりも遥かに高い加点をキムヨナ選手はもらっています。


メドベデワ選手でも1.0~1.4ゾーン止まりが多いですが、
キム選手の場合は1.6~2.0という非常に高い加点をもらえることが多いのです。




*****

続いてフリーです。
メドvsキムFP

フリー:


・要素数は同じ。


・コレオ(以前はスパイラル)シークエンスの基礎点が3.4→2.0に減っている。

・そのほか、いつくかのジャンプは基礎点が若干低くなる。


上記理由より、フリーも現在の方が点が出にくい推測されます。


キムヨナ元選手の特徴はジャンプの加点が高い事
+2.0の加点をジャンプで3回ももらっています。

一方で、メドベデワ選手はジャンプの基礎点が高いですね



まとめ:

先に書いたとおり、現在の方が点が出にくい中、この点数を叩きだした
メドベージェワ選手は本当にすごいです。


そして、現在、ジャンプの高さのある選手でさえ加点2.0超えのジャンプは
なかなか見ないので、いかにキムヨナ選手のジャンプの加点が高かったかを
再認識させられました。




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世界選手権が終わりました。

その年の最後の大会という印象が強いですね。


宮原選手が5位、浅田選手が7位、本郷選手が8位という結果でした。

優勝はシニアデビューしたばかりのメドベデワ(wikiではメドベージェワ)選手でした。


7位以上が200点を超えるという、非常にレベルの高い戦いでした。

後ほど、歴代最高得点のリストも更新したいと思います。


*****

<世界選手権 女子>


1位:メドベデワ(ロシア)    223.86点

2位:アシュリー・ワグナー(アメリカ) 215.39点

3位:ポゴリラヤ(ロシア)    213.69点

4位:グレイシー・ゴールド(アメリカ) 211.29点

5位:宮原知子          210.61点

6位:ラジオノワ(ロシア)    209.81点

7位:浅田真央       200.30点

8位:本郷理華       199.15点

*****



実際のプロトコル(採点表)を載せます。



*** 1位:メドベデワ(ロシア)   223.86点


MEDVEDEVA'15-'16WC



シニア1年目にして、GPファイナル、欧州選手権、世界フィギュアで金メダル。

また、フリーでは、歴代最高得点を更新
遅くとも平昌五輪までに、総合も、キムヨナの記録を塗りかえるのではないでしょうか。
五輪で点数が高騰するのは、よくあることなので。。。


ショートでは、3F+3Tの予定が単独になったため、
最後のジャンプに3Tを付けてリカバリーしていました。
3つとも後半に飛ぶとは、さすがです。

フリーでも5つのジャンプを後半に組んでいます。

メドベデワ選手はフリップ派のようですね。

GPファイナルではルッツでエッジ判定「!」を取られましたが、
今回は大丈夫でした。



*** 2位:アシュリー・ワグナー(アメリカ) 215.39点


WAGNER'15-'16WC
自己ベストを約13点更新。
そのうち半分は演技構成点アップによるもの。
地元開催の後押しもあったのでしょう。

フリーの演技構成点は出場選手の中で1位でした。(演技構成点:73.78)


銀メダル獲得。

回転不足はちょくちょく取られる選手です。



*** 3位:ポゴリラヤ(ロシア)   213.69点


POGORILAYA'15-'16WC

銅メダル

今シーズン、ノーミスの演技は初めてだったのではないでしょうか。
初の200点越えです。
ノーミスだと、この選手も高い得点が出ます。


銀メダルのワグナー選手とは、演技構成点の差で負けた、といっていいほど
フリー演技構成点で大きく開きました。
5点以上差があります。この差はなんでしょう。。
(ポゴリラヤ68.11点に対して、ワグナー73.78点)


なお、フリップジャンプで高い確率でエッジエラー「e」を取られます。
今回は「!」の方でした。


*** 4位:グレイシー・ゴールド(アメリカ) 211.29点

GOLD'15-'16WC
フリップジャンプでエッジ判定「!」を取られることがあります。
地元ということもあり、フリーの演技構成点は、ミスがあったけど高く出ました。



*** 5位:宮原知子  210.61点

MIYAHARA'15-'16WC


参考欄には、宮原選手が自己ベストを更新した四大陸選手権の結果を載せます。


今回も演技が安定していました。

しかし、他選手に比べ、フリーの演技構成点が低かった。


演技構成点って何なんでしょう?
微調整でもしてるのでしょうか?


もう1,2点多くもらえていたら、地元アメリカのゴールド選手(転倒あり、演技構成点:69.85)を
抜いて4位だったのに。

*** 6位:ラジオノワ(ロシア)  209.81点

RADIONOVA'15-'16WC


*** 7位:浅田真央  200.30点

ASADA'15-'16WC
今シーズンベストを記録。

2年前の世界選手権(ソチ五輪シーズン)にて
浅田真央選手がショート歴代記録を更新していました。
このときの結果を参考欄に書いています。


ショートの3Aは、回転不足のため、3Aの基礎点が8.5→5.9になる。
さらに回転不足と手をついたことにより、GOEで3点引かれており、

たったの5.9-3.0=2.9点です。


フリーの3Aは、手をつかなかったものの、回転不足による基礎点減点とGOE減点により
5.9-1.71=4.19点です。


回転不足の減点量が大きいです。

また、演技構成点は上位選手に比べ、少し控えめでしたでしょうか。




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