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~日々の考察~

フィギュアスケートについて

女子はトゥクタミシェワ選手が優勝。

ショートもフリーもほぼミスのない演技でした。

得点源の連続ジャンプは「3T+3T」や「3Lz+2T+2Lo」としています。


2、4、5位の同じくロシアのラジオノワ、ポゴリラヤ、リプニツカヤ選手は

3T+3Tより高難度の3Lz+3Tを取り入れています。


<女子 結果>


優勝:トゥクタミシェワ(ロシア)   203.58点

2位:ラジオノワ(ロシア)      198.74点

3位:アシュリー・ワグナー(アメリカ) 189.50点

4位:ポゴリラヤ(ロシア)      180.29点

5位:リプニツカヤ(ロシア)     177.79点

6位:本郷理華            176.13点


<詳細>

優勝:トゥクタミシェワ(ロシア)   203.58点


gf_fp_トゥクタミ


フリー:

ミスなし。ステップ、スピンもレベル4.

2位のラジオノワ選手と比べ、ジャンプの難易度(基礎点)は少し劣りますが、

加点が少し多いため、合計した技術点はラジオノワ選手と同じ70.90点となっています。


また、演技構成点がラジオノワ選手に比べ、1~2点高かった分、

フリー合計点はラジオノワ選手を上回りました。



2位:ラジオノワ(ロシア)      198.74点


gf_fp_ラジオノワ

フリー:

ミスのない演技で滑り終わった後に、ガッツポーズも飛び出しました。

ラジオノワ選手は、今シーズンの選手の中で、

一番難易度の高いプログラムと言われています。


演技構成点やステップのレベル4が確実になれば、

さらに点は伸びるでしょう。


また、トゥクタミシェワ選手にない、高難度3Lz+3Tや3Lo+1Lo+3Sを取り入れています。

ジャンプの難易度が高いため、基礎点は6選手中トップの61.48点となっています。


ちなみにトリプルアクセルを飛んでいた浅田真央選手の基礎点は、

昨シーズンのソチ五輪時で66.34点。


さらに、'07-'08シーズンのグランプリファイナルでは

浅田真央選手は基礎点70.05点を取ったこともあります。


(このとき、同じ試合のキムヨナ選手の基礎点は64.95点

キムヨナ選手にとっては、この試合の基礎点が最高です。

参考までに、バンクーバー五輪のキムヨナ選手の基礎点は60.9点。)


浅田真央選手はいかに高いプログラムだったか。。。



3位:アシュリー・ワグナー(アメリカ) 189.50点


gf_fp_ワグナー

フリーは高い得点だっただけに、ショートのミスが悔やまれます。



4位:ポゴリラヤ(ロシア)      180.29点


gf_fp_ポゴリラヤ

フリー:

この選手も高難度の3Lz+3Tを取り入れています。

(ショートはこのジャンプを失敗してしまいましたが。)

基礎点も60点超え。

転倒もあり、点が伸び悩みました。


5位:リプニツカヤ(ロシア)     177.79点


gf_fp_リプニツカヤ

今シーズン、ショートは調子いいですが、

フリーの後半ジャンプはいつも調子が悪いです。


また、今グランプリファイナルでは、Lzではなく、F(フリップ)ジャンプで

エッジ判定を取られています。

今シーズンから「e」マークが付くと、基礎点も減点になりますので、

この影響は少し大きいかもしれません。


フリーに注目すると、フリップ2本失敗しているので、

これを改善できれば、10点以上点が上がると思います。


演技構成点も失敗がなければ、後5点くらい上がっていたかもしれません。


6位:本郷理華            176.13点


gf_fp_本郷

フリー:
回転不足やルッツジャンプのエッジエラーを取られてしまいました。

演技構成点は6選手の中でも一番低いので、

これから上げていければ、点が更に伸びると思います。




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羽生結弦選手、圧巻の演技でした。

最後のジャンプ、3ルッツで転倒して本人も思わずニヤっと笑っていましたが、

観客のムードも下がることなく、フィニッシュとなりました。

羽生選手自体、満足そうでした。


フリーの点は羽生選手の自己ベストです。

そして、歴代2位の点数です。


<男子 結果>

優勝:羽生結弦            288.16点(フリー194.08点


ショートもフリーも1位。

フリーは冒頭の2度の4回転を成功させ、後半の2度の3Aもきれいに決め、波に乗りました。

演技構成点も基礎点も頭一つ出てました。


・基礎点→88.04点。フェルナンデス選手やボロノフ選手も74~5点ほど。

・演技構成点→91.78点。一人だけ90点台に乗せました。


ちなみに、フリー得点194.08は歴代2位の得点。

歴代1位はパトリック・チャン選手(カナダ)の196.75。

あと3点弱。

あの転倒がなければー、と思いましたが、記録更新は次の試合までお預けかな。



2位:フェルナンデス(スペイン)   253.90点(フリー174.72点)

ショート5位からの逆転2位。

コーチは羽生選手と同じオーサーコーチ。

フリーは後半の3Lzの連続ジャンプで1Lzとなるミスあり。

それにしても、地元スペインの声援が半端じゃない感じ。。さすが。。


3位:ボロノフ(ロシア)        244.53点


4位:マキシム・コフトゥン(ロシア) 242.27点


5位:無良崇人             235.37点


6位:町田樹              216.13点

町田選手は3回も転倒があり、点が伸びませんでした。

ショート2位だけに惜しいです。


******


そして、今回さらに嬉しいことに、男子のジュニア選手も金、銀が日本人でした。


優勝したのは、宇野昌磨選手。合計238・27点。フリー163・06点。

合計もフリーの点もジュニアの歴代世界最高点だそうです。


gooニュース より)

しかも、宇野選手、あの浅田真央選手にスカウトされ、スケートを始めたんだとか

高橋大輔さんを目標としているそうです。


以下、抜粋。


******

浅田真央(24)に見いだされた新星が、05年の小塚崇彦、09年の羽生結弦に続く日本勢3人目の王者となった。


5歳の時、近所の名古屋スポーツセンターに遊びに行った。伊藤みどりさんを育てた山田満知子コーチのお膝元。そこで1人の中学生に声を掛けられた。「かわいい! スケートやりなよ」。それが当時山田コーチに指導を受けていた浅田真央だった。誘われるままに教室入り。いまや同コーチの秘蔵っ子となった。


理想像は「高橋大輔さん」。ジュニアでは珍しく踊って跳べるが、ダンス嫌いな16歳。「あと3年半ですね」と意識する18年平昌五輪に、照準はピタリ。まずは年末に控える全日本選手権(26~28日、長野)へ、「このままでは戦えない。もっともっといろいろな面に磨きをかけたい」。羽生をはじめ、強豪がそろう先輩たちを驚かせにいく。

******


女子の結果は、また後日。



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女子ショートは、1位~4位までロシア勢が独占です。

また、繰り上げ出場となった本郷選手、ノーミスの演技で安定感がありました。

今回、唯一、全要素でGOEがプラスとなった選手です。


ただ、GOE(加点)自体は低く、演技構成点も他の選手に比べ、3点ほど低いため、

順位は5位となりました。

フリーもぜひミスのない演技をしてもらいたいです。



<女子ショート 結果>


首位:トゥクタミシェワ(ロシア)   67.52点

2位:リプニツカヤ(ロシア)     66.24点

3位:ラジオノワ(ロシア)      63.89点

4位:ポゴリラヤ(ロシア)      61.34点

5位:本郷理華            61.10点

6位:アシュリー・ワグナー(アメリカ) 60.24点




<詳細>


1位:トゥクタミシェワ(ロシア)   67.52点


gf_sp_トゥクタミ

ルッツでGOE減点されていますが、それ以外は見事な演技でした。

ステップもレベル4を取り、バランスの良い演技でした。


トゥクタミシェワ選手は、かつて練習中に3Aを成功している選手ですね。

成長期をむかえてからは、3Aの話は聞きませんが。。


浅田真央選手が大きくなっても3Aを飛び続けたのは

すごいことなんだなーと改めて思います。




2位:リプニツカヤ(ロシア)     66.24点
gf_sp_リプニツカヤ

僅差で2位につけてます。

また、今シーズンは冒頭の連続ジャンプを3T+3Tとしていましたが、

今大会から、3Lz+3Tに難度を上げてきましたね。

(キムヨナ選手が得意としてきたジャンプ)


演技後はガッツポーズもとびだし、満足、かつ、圧巻の演技のように見えました。

しかし、エッジ判定を取られてしまいましたね。


しかも、エッジ判定を取られたのはルッツじゃなく、フリップ(3F)の方でしたね。

リプニツカヤ選手は、だいたいはルッツのエッジが怪しく、取られています。

解説の織田信成さんも、スロー再生のとき、ルッツのエッジで減点されるかも、と。

一方で、フリップのスローでは、ちゃんとインで入っていますので、こちらは問題ないです、と

言っていました。

分からないものですね。。


しかし、さすが、演技構成点は6人中、トップの点でした。




3位:ラジオノワ(ロシア)      63.89点


gf_sp_ラジオノワ

スピード感があり、素晴らしかったのですが、3Loでの転倒があり、

惜しかったですね。

ここにきてミスが出てしまいました。

しかし、点も高く、フリーの演技次第で十分に優勝も狙えますね。




4位:ポゴリラヤ(ロシア)      61.34点


この選手のジャンプは、高さと幅があるように感じます。

ソトニコワ選手みたいです。

唯一、スピン、ステップで全てレベル4を取っています。

それだけに、転倒が悔やまれます。





5位:本郷理華            61.10点


gf_sp_本郷

ミスがなく、GOEは全てプラスです。

練習から安定感があったようです。


ただ、演技構成点については、他選手が30点に乗せてきているのに、

唯一30点を切っていました。


この差と、GOEが低い点で、上位に食い込めなかったのでしょうか。

(個人的に、もっと上だと思いました。)


今後、試合を重ねるたびに演技構成点は上がってくるかもしれません。




6位:アシュリー・ワグナー(アメリカ) 60.24点


冒頭の連続ジャンプが単独になるミスがありました。

一番キャリアのある選手なので、フリーの巻き返しに期待です。



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